猛烈な勢いを駆って、早くもセカンド・アルバムが降臨!
歯切れの悪い終わりと3度目の始まりが訪れた2019年のBiS——その看板を背負う4人は、8月の『Brand-new idol Society』でお目見えして以来、半年足らずの期間で濃密な足跡を残してきています。年末には24時間イヴェントの苦行(?)も経験し、新年に入ってからのツアー〈"LIVE DAM Ai" presents STAND BY BiS〉も完走間近。そんな勢いを駆って早くもセカンド・アルバム『LOOKiE』を完成させた彼女たちに話を訊きました。

人生が変わった
——新年号のタイミングでもあるので、改めて2019年の印象深かった瞬間を教えてください。
チャントモンキー「2019年……え、BiSに合格した瞬間です。頭が真っ白になって」
ネオ・トゥリーズ「真っ白だよね」
イトー・ムセンシティ部「私は〈TIF〉かな。アイドルが好きでずっと行ってみたい場所でもあったし、まさかの初ステージでそこに立てたのが〈BiSになったんだ〉って実感した瞬間でした」
モン「嬉しかったのは〈TIF〉だし、衝撃だったのはBiSに受かった瞬間みたいな」
——合格の場面は映画「IDOL -あゝ無情-」でもフィーチャーされてましたね。
トギー「ハハハハ、モンちゃん」
モン「〈これは最終ですか?〉って(笑)」
——で、すぐに前髪がなくなって(笑)。
モン「そうなんですよ~(笑)。あれが4月の終わりぐらいでしたね、はい」
ネオ「私は最初のMV撮影です。初めての海外で、撮影も初めてで。半年ぐらい前のことだけど、一つ一つのことを全部覚えてます。5人いたし(笑)」
モン「ゴミ山には二度と行かないかもしれない」
ネオ「絶対行かないじゃん!」
——トギーさんはいかがですか?
トギー「選ぶのが難しい。うちはその前のWACKオーディションの合宿かな」
モン「合宿も2019年か。波乱万丈や(笑)」
——募集で落ちて、全員面接に挑戦して。
トギー「はい、壱岐に行って〈合宿参加です〉って言われた瞬間ですね。ホント合宿行ってなかったら、ここにもいないから」
ティ部「人生が変わった瞬間だよね」
——それこそ皆さんの年末年始の過ごし方も1年前とは変わりましたよね。
トギー「普通に練習する予定です」
ネオ「でも、1年前は何もしてなかったから、やることがたくさんあって、自分は楽しいです(笑)。生きてる実感がめっちゃある」
ティ部「生きてるね。確かに」
——そうやって4人で密に過ごしてきて、互いの印象って変わってきましたか?
モン「ネオが明るくなったなって(笑)」
トギー「うん。笑ってるもんね」
ティ部「よく喋るようになったし」
——それはいちばん思います。
トギー「たぶんbounceさんの最初のインタヴューの時、ネオ笑ってないよ」
ネオ「そうかもしれない。喋ることがめっちゃ嫌いで(笑)。まあ、いまもあんまり得意じゃないんですけど、慣れました」
モン「インタヴューとかラジオとか話すお仕事が多いので、だんだん素の部分とかも話してくれるようになったなって」
ティ部「暴言とか(笑)」
——けっこう口悪いですよね(笑)。
ネオ「悪いですね(笑)。元の性格が悪いんですよ。めちゃくちゃひねくれてて〈話したくない〉ってなってて、話せるようになったら逆にその悪い性格がめっちゃ出てきちゃうっていう(笑)」
トギー「わかるよ~」
——モンさんに対してはどうですか。
トギー「最初めっちゃしっかりしてる子やと思ってた」
ネオ「頭も良くて、しっかりしてると思ったけど、ポンコツだよね(笑)。抜けてる」
モン「そう、勉強を真面目にやってただけで、ポンコツなんです。もう小学校の時から忘れ物とかひどくて」
ティ部「最近もあったよ」
モン「だいぶマシになったんですけど……この前も、衣装のベルトだけ忘れてきて、衣装の靴で取りに帰ったら自分の靴で戻ってきちゃって、また衣装の靴を取りに帰るっていうのをやらかしてしまいました」
ティ部「でも、モンが振付けを考えることが多いんですけど、振付けをまとめるのが凄い早くなってて」
モン「曲を分担して振付けしてるんですけど、終わって次の曲に進んで……ってやってたら、私がほとんどやってました(笑)」
——勉強とはまた違う才能というか。
モン「〈踊ってみた〉とかいろんな動画を観て、自分が踊れるレパートリーも増やして、〈あ、こんなステップがあるんだ〉とか、そういうのも知って、振付けに採り入れてみたりとかしてます」
——研究するのが好きなのかもですね。
ネオ「確かに、勉強と似てるのかな?」
モン「そうかもしれないです」
ティ部「あと、ラジオ番組でリツイート数を伸ばす企画があった時に〈じゃあギター弾こう〉って言い出したのもモンだったし、アイデアマンになってきたよね」
トギー「いっぱいBiSのことを考えてるんだよね?」
モン「めっちゃ考えようとしてます」
——では、トギーさんについては?
ネオ「変わってないかも、どうだろう」
モン「単語じゃなくて文章を話すようになった(笑)。でも、キャラはまったく変わってないし、真面目な場でビシッと言ってくれる感じも初期から変わってないですね」
ティ部「私も変わってないよね?」
トギー「うん、〈現れてきた本性〉的なものがない。最初から全部出てたんじゃない?」
——わりと最初の印象のままなんですね。
モン「ガラッと変わった人はいないですね」
ティ部「いない。でも、全体的に当時より心は開けるようになってきました(笑)」

めっちゃ感情移入できる
——で、セカンド・アルバム『LOOKiE』が完成して。MVも公開されてる“BASKET BOX”がリード曲ということですね。
モン「はい、BiSの曲ってほとんどメロディーが先にあるんですけど、この曲は渡辺(淳之介:WACK代表)さんが書いた詞に松隈(ケンタ:サウンド・プロデューサー)さんが後から曲をつける詞先の作り方で。音と関係なく渡辺さんが言いたいことをストレートに書いた内容だと思うし、凄い共感できます」
ネオ「自分は歌詞をあんまり意識してこなかったんですけど、これは聴いてるだけで凄い耳に入ってきて。1行1行に意味があるので、何かハッとしましたね」
——歌詞が立ってるし、歌も立ってます。
ティ部「まあ、イメージはグリーン・デイなんですけど、レコーディングでは何かを演じる感じでもなく、普通にすっきり歌いました。意味を理解しようと思わなくても表現がストレートだから、〈ここはこういうふうに歌うんだな〉ってわかる感じがして、歌いやすかったです」
トギー「曲を聴いても泣くけど、歌詞読むだけでも泣けますね」
モン「うん、泣ける」
ネオ「歌詞はめっちゃ泣ける系。でもメロディーが明るいから感情を入れやすかった」
——ちなみに皆さんはグリーン・デイに親しみはありました?
ティ部「海外のバンド好きなら聴いてる子も多いけど、私はそんなに知らなくて」
モン「でも聴いたら曲は知ってました(笑)」
ティ部「曲をいただいてから、“Basket Case”のMVもめっちゃ観ましたね」
——それをリード曲にしつつ、アルバムはアタマ3曲が前作と同じ曲で、BiSHさんの『FAKE METAL JACKET』を踏襲してるというか。
ティ部「はい。〈NEW TYPE Ver.〉で」
トギー「4人でやらせていただいております」
——これは歌い直したもの?
モン「ではないです。最初のレコーディングで録ってもらっていて」
トギー「そうそう、〈誰か辞めるけん、多めに録っとく〉って(笑)」
——(笑)あと、シングルの“DEAD or A LiME”が未収録で、そのカップリングだった“テレフォン”が入って、他は新曲となりますが、各々の好きな曲を紹介してもらいましょうか。
モン「私は“LAUGH AT ME”です。あんまりバラード聴かないんですけど、これはめっちゃ好きで。松隈さんは映画のエンドロールにかかるような曲をイメージされていて、〈90年代のJ-Popの熱い、青臭い感じ〉って言われて」
——こういう曲調は初めてですよね。
モン「1曲だけしっとりしてますよね。レコーディングではパートごとに何回も録ってから、最後に丸々歌うっていう録り方だったんですけど、歌えば歌うほど入ってくる曲というか、いちばん最後に録ったものに感情が込められたので、これから何回も歌っていくにつれてどんどん感情移入していける曲かなって思います。歌詞も弱気な気持ちが出てるというか」
ティ部「臆病な感じが」
モン「そうそう、臆病な感じ。そこが凄い共感できて好きです」
——はい。では、トギーさんは?
トギー「作詞してる“FUCKiNG OUT”ですね。特にサビではBiSのことを書いてて、3期のBiSが始まった時の渡辺さんのインタヴューで、〈BiSが武道館立てるのは僕が死んだ時ですね〉みたいに言ってるのを読んで、〈何?〉って思って(笑)」
ティ部「どういう意味の〈何?〉なの?」
トギー「立ちたいじゃん、武道館。けど、それは一生できないって意味なのか、〈じゃあ、死んだら立てるん?〉とか考えてしまって(笑)。意味はそれだけじゃないけど」
ティ部「初めて知った。でも、聴く人によっては恋愛の曲にもなるしね」
トギー「あ、そういうこと? まったくその意味はなかった」
ティ部「重たい女がこういうこと言いそう。〈遊びじゃないの〉とか」
トギー「言っちゃう?」
ティ部「言っちゃう」
モン「わ~(笑)」
トギー「オトナの女~」
——流石ですね。
ティ部「やめてください(笑)。でも、〈いつか人は死ぬから〉って3サビのトギーが、吠えて噛みついてくるんじゃないかってくらい、力強い歌い方で良いんですよ」
モン「うん、かっこいい」
トギー「怒りではないけど、BiSへの気持ちとか、〈武道館立ちたい、何やねんコラ〉みたいな気持ち」
ティ部「歌ってて気持ち良かったよ」
——シャウトも激しいですよね。ネオさんはどの曲を?
ネオ「全曲好きだけど、いろんな人に聴いてほしいのはラストの“FOOL PROOF”です」
ティ部「いや、わかる!」
ネオ「これも〈メロディーめっちゃ良いな〉と思って聴いてたら、もう耳に歌詞が突き刺さって〈うう!〉ってなる曲です。いちばん最初の〈何度も果たせぬ夢〉から、〈挑む先は悪魔さ〉で、〈僕らは飲まれて苦しんで存在を証明できてるんだ〉って、凄いBiSに当てはまると思って。あと、〈人間何か間違う 誰しも何か間違う だから優しく厳しくできるでしょう 人と違うとこ探す 誰だ僕らは君は 温かい血が流れているかな〉って、めっちゃ人間っていうか、生きてるっていうか。何て言うの?」
モン「人間味というか。うちも〈人間何か間違う~〉のところがいちばん好き」
ネオ「そう、人間味? ここが特にグッときて、自分はこんなこと書けないなって」
——歌詞や音楽の聴き方が変わってきた?
ネオ「変わりました。凄い歌詞を読んで〈これはどういうことなんだろう?〉って考えることが多くなりました。結局はわからないんですけど(笑)」
——今回はそういうテイストの歌詞が多い気もしますね。では、ティ部さんは?
ティ部「聴けば聴くほど変わっていくんですけど、いまは“LOVELY LOVELY”が凄いお気に入りです。これは歌って踊るとハッピーになっちゃうんですよ」
トギー「可愛いよね~」
ティ部「私はアーティスティックな感じの曲より、歌詞とかパフォーマンスも含めて〈こういう曲歌ってたら好き〉とかがあるんですよ。これは歌詞もめっちゃ可愛くて、〈パフォーマンスしたら目の前のお客さんも笑顔になっちゃうんだろうな〉って思い浮かぶし、〈子猫ちゃん〉とかの若干キザなワードも印象に残って、凄く好きです」
——ちなみに皆さんは小沢健二さんは?
ネオ「名前だけは……」
トギー「調べました。作詞が大沢淳三さんってなってるので(笑)」
モン「誰?って(笑)」
——誰なんでしょうね。もともとアルバムの大前提で〈90年代〉みたいなテーマはあったんですか?
ティ部「そうですね。今回狙ってるかも」
——グリーン・デイの『Dookie』も小沢さんの“ラブリー”も同じ年に出てるので、たぶん松隈さんや渡辺さんが10代ぐらいの時代感がテーマにあったのかなというか。
トギー「その頃の青春みたいな感じなのかな? 音楽好きな方に刺さりそうなアルバムですよね」
ティ部「“LOVELY LOVELY”を公開した時とかに、〈うちらの世代を刺しにきたな〉みたいなツイートは見ました。あと“KiSS MY ASS”もピアノの感じとかジュディマリっぽい。ジュディマリさん、好きなので(笑)」

ケツに火が点く
——いま挙がった以外の曲についても教えてください。まずは“TRAP”ですね。
トギー「これは英語に聴こえるけど、歌詞は日本語っていう曲です」
モン「そう、“SOCiALiSM”みたいな」
ティ部「録る時の歌詞は全部英語だったのが、完成したら歌詞が日本語になっててビックリしましたね(笑)」
ネオ「ずっとWACKの音楽を聴いてきて、〈こういうの歌ってみたいな〉って憧れてたっていうか、どういうふうに作ってるの?と思ってたから。めちゃくちゃ楽しい」
モン「合いの手も多いし、ライヴで盛り上がると思います」
——そのまま“FOR ME”についてはいかがですか。
モン「凄い不思議な曲ですね。疾走感があると思いきや、いきなりスロウになったりとか、凄いカッコイイ」
ネオ「松隈さんも〈どういう感じで作ったかわからんけん〉みたいに言ってて(笑)」
モン「メロとオケを作る人が違うから、予想外に不思議な曲になったって(笑)」
ティ部「どっちかって言うとクラブ系みたいな」
トギー「これは意味を考えずにめっちゃ曲を聴いちゃう。けど、〈終わりなく続くのさ 君さえ飽きなけりゃ そのまま進む〉っていう歌詞だけ〈オッ!〉ってなりました。全部BiSのことを当てはめてしまうので」
ネオ「〈失敗できない〉とか。怖い」
トギー「でも、テンポが早くて凄いノレる曲なので、盛り上がれると思います」
モン「サビで掛け合いがあるのもいいよね」
ティ部「頭を空にしてライヴで楽しめそうな曲だなと」
——はい。では最後が“SPiLLED MiLK”です。
ネオ「めっちゃ好きです」
モン「これは松隈さんに『少年ジャンプ』の表紙っぽい雰囲気をイメージしてほしいって言われて歌いました」
トギー「表紙で前向いてる人みたいな」
ティ部「これもそうだし、今回は全体的に自分に問い掛ける曲が多いかもしれない」
モン「ホントだ。切ない曲」
ティ部「前作の“this is not a love song”と同じぐらいエモーショナルというか、感情移入しやすい」
モン「そう、作曲も同じ方で」
——豊住(サトシ)さんですね。それで言うと、今回は作詞をほとんど渡辺さんが手掛けてますよね。
ネオ「うちらも作詞はしたんですけど」
トギー「そこは私たちの力不足です。でもBiSのためにここまでたくさん書いてくださってるのって、普通のことじゃないっていうか。WACKのどのグループでも渡辺さんが作詞してるけど、多いので」
——いまのBiSに託したい言葉が多いのかもしれませんね。
トギー「凄い、力を入れてくださってるなって、そこでわかるので」
モン「ありがたい」
トギー「そう。〈がんばろう〉って、めっちゃケツに火が点きますね」
モン「ケツって(笑)」
——ハハハ。そういう気合いも感じられつつ、トータルで言うと今回はどんなアルバムになったでしょうね。
モン「90年代……資料を見たらこれしか言えなくなっちゃう(笑)。前作よりも方向性がわりとまとまってるけど、一曲一曲が違って飽きさせないアルバムですね」
トギー「同じ曲調がないから、絶対どれか気に入ってもらえる曲があるかなって」
ネオ「前作は〈初めまして〉っていう感じの曲が多くて、例えば2期BiSのこととか、3期の始まりの曲があったけど、今回は歌詞に込められてる内容も、さっきも言ってた自分たちへの問い掛けとか、わかりやすいって思いました」
モン「いまの自分たちにピッタリだし、でもいろんな人にも当てはまるというか、歌詞で言うとそんな感じがします」
ティ部「〈これから行くぜ!〉みたいな感じも凄い伝わってくる」
トギー「〈このアルバムで売れるぞ〉っていう気持ちがメラメラしてますね!」
——では、直近のツアーはもう全部ソールドアウトしていて、その先、2020年のBiSはどうなるでしょう? 2月からは合同ツアーの〈WACK TOUR 2020 "WACK FUCKiN'PARTY"〉も始まりますが。
ネオ「WACKツアーはBiSを観たことない人とかもたくさん来るよね。みんな〈絶対負けたくない〉って思ってるはずだし、自分たちも負けたくない」
ティ部「BiS目当てじゃないお客さんもいっぱいいるなかで、他のグループとも刺激し合える良い機会にしたいです」
——聞くところによると、登場順が毎回変わるんですよね?
ティ部「変わるみたいですね」
トギー「トリを狙ってます」
ネオ「うん。だけど何番目に出てもめちゃくちゃインパクト残して、〈今日はBiSがめっちゃ良かった!〉って言われるぐらいのものを観せます」
ティ部「そうだね。2019年にどれくらい成長したかっていうのを、新年は出していきたいです。どんな場に出ても、変化とか成長を凄い感じてもらえたらいいなって」
モン「最初はとにかく追いつくことに必死だったんですけど、最近はみんな意識が変わってきたというか。デビューからの成長が急なのは当たり前で、ここからまた急に伸びるのがめちゃくちゃ難しいと思うので、新年の目標は〈急成長〉です」
ティ部「いまのツアーがLIQUIDROOMでファイナルなので、次はもっとデカい場所で」
トギー「近い目標としては、2020年中にZeppに立ちたい」
ネオ「そう。それも自分たち次第だなって」
トギー「もう初々しさでは済まされないからね」
モン「ホントにここからだなって思います」
——CARRY LOOSEさんや豆柴の大群さんも出てきましたからね。
トギー「意識しないようにしてるんですけど……めちゃくちゃ意識してますね(笑)」
ティ部「でも、WACKが注目してもらえたのであれば、チャンスを活かしたいです。BiSの楽曲をたくさんの人に聴いてほしいので。3月にはオーディション合宿があってBiSもどうなるかわからないけど、アクシデントも全部楽しみです(笑)」
トギー「そう、全部BiSのための変化だと思うので、それをうまく使っていけるようにしたいです」
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