ようやくお目にかかれて涙が出るほど嬉しい。『ROCKET RIDE』制作時に残されたシーナのラスト・レコーディング7曲を中心とするカヴァー集には、テンプターズ、ラモーンズ、バーバラ・ルイスら、彼らを夢中にさせたロックの名曲たちと少年少女のような目で向かい合う感動的な様子が記録されている。特に胸が熱くなるのはシーナの生涯最後のスタジオ録音曲“レモンティー”。何とも彼女の人生が見えてくるような歌なんだよ。