数学の〈四色定理〉よろしく、カラーの異なる〈十色=10曲〉で構築された15作目。90年代のUSオルタナやドリーム・ポップ色の濃い有村曲に、不可思議な電子音とハードなギターを交差させるナカヤマ曲、ニュー・ロマンティックで幻惑的な長谷川曲に、強烈なまでにセンチメンタルでありながら美しい佐藤曲と、メンバー各々が個々の作家性を存分に炸裂。かつ、プラらしい憂いを帯びた音世界を展開している。