アレクサンドル・ラザレフ(Alexander Lazarev)指揮、日本フィルハーモニー交響楽団『グラズノフ:交響曲 第4番&第5番』豪快さと繊細さを両立した音楽運びが冴える

2020.08.03

10年以上共演を続けてプロコフィエフ、ラフマニノフ、ショスタコーヴィチなどの名演を積み上げたラザレフと日本フィルの新しいシリーズはグラズノフ。全8曲のなかで最も知られる第5番に第4番を加えた組み合わせ。ラザレフの持ち味であるがっしりした骨格による豪快さと細部のデリカシーを両立した音楽運びが冴えており、麗々しい色彩のなかに悲哀のにじむメロディーが流れるグラズノフの魅力を満喫できる内容。棒にしっかり食らいつき、生気に富んだサウンドを奏でる日本フィルが素晴らしい。第5番は2016年11月、第4番は2017年10月、ともにサントリーホールでのライブ収録。

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