冒頭の“今日も続いてゆく”から、あのブレないエモーショナル・ハードコアな音像と吉野寿の歯を食いしばるようなナニクソ絶唱が轟く。何の変哲もないイントロを経てドンと過熱する“カゲロウノマチ”なども骨っぽくて最高な18作目。イースタンはいつも市民の目線で微かな希望を叫んでいて、もうちょい踏ん張ってみるかという気にさせてくれるからすごい。人権とか、2020年の現状を射抜いている点も痺れます。