どうも、和賀です。先日YouTube上でELLEGARDENのライブがありましたが、皆さん観ましたか? 自分は少し遅れて合流したんですが、学生時代の自分に戻って思い切り楽しんでしまいました。今聴くと当時とはまた違った感じ方もできるし、何より曲が最高にいいし、アコースティック・ヴァージョンも最っ高に良かった!ので、いつかそういうアルバムとか出たりしませんかね……? といった感じで、15年ほど前と同じテンションで書き殴ってますが、そろそろ曲紹介を。ライブ繋がりで、先日買った「NANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019」に出ている自分の学生時代を彩った最高の3バンドから一曲ずつ。このBlu-rayについては語ると終わらないのでとりあえず観て……観て……。
さて、まずは冒頭でもお話ししたELLEGARDENの“Alternative Plans”。この曲はエルレで一番好きな曲なのです。とにかく歌詞が良い。自分にシンクロする部分がとても多くてドンズバで刺さります。〈何か他のことができたらなっていつも夢見てる〉〈ごめんね。こんなはずじゃなかったのにな〉って昔の自分に語りかける歌詞に少しでも共感を覚える人にはきっと大事な大事な歌になるのではないでしょうか。ちなみに僕はアルバムだと『ELEVEN FIRE CRACKERS』が一番好きです。いや全部好きです。
お次はこれまた大好きなストレイテナーの“ROCKSTEADY”。好きな曲がありすぎて悩むし、高校時代に北海道の田舎でジャケ買いした『LOST WORLD'S ANTHOLOGY』から選ぼうかなとも思ったんですが、今回はやはりテナーと言えば、なこのアンセムを推します。大人で極上の音を鳴らす今のテナーも最高なんですが、この時代の音圧をイヤホン越しに思い切り感じられるような勢いあるアレンジもまた捨てがたいし、詩的で絵や物語が浮かび上がるような歌詞もとても良いですよね。なかでもこの曲にはメロ+歌詞+アレンジ、すべてに奇跡のような輝きが詰まっていると思います。〈テナーってどんなバンド?〉 って訊かれたらとりあえずこの曲を推したい。
ラストはASIAN KUNG-FU GENERATIONより“君という花”。アジカンとの出会い自体は『崩壊アンプリファー』だったんですが、ドンズバで刺さったのは少し後に出たこの曲でした。中村佑介さんのイラストによるジャケと少し和を感じさせるサウンドに高校生だった自分は一気に〈持っていかれた〉のでした。いまや定番中の定番である4つ打ち、裏打ちのロックですが、当時はかなり新鮮だった記憶があります。今もまったく色褪せてないどころか、さらに輝いてるのが本当に凄い。……というわけで、完全に勢いに任せて書き殴ってしまいましたが、学生の頃に聴いていた楽曲はいつまでも残るもの。自分たちの楽曲も誰かにとってそうあってほしいですし、自分たちでなくとも素敵な楽曲に出会ってほしいものです。それでは。
yuxuki waga
佐藤純一(FLEET)とs10rwのyuxuki waga、kevin mitsunaga(Leggysalad)という3人のサウンド・プロデューサーとヴォーカリストのtowanaから成るユニット、fhánaのギターを担当。最新シングル“星をあつめて”(ランティス)が好評リリース中! そのほか、今後のスケジュールについては〈http://fhana.jp/〉でご確認ください。