こんにちは! ヴォーカルのtowanaです。皆さまいかがお過ごしでしょうか? 桜からバトンタッチした新緑が目に優しく、こんな気候がずっと続けばいいのにと思いながらお散歩したりしている今日この頃です。今回もメンバーとわたしのレコメン楽曲をご紹介します。

PHOENIX 『United』 Source/Virgin(2000)

 1曲目は“If I Ever Feel Better”。フランスのバンド、フェニックスが2000年にリリースしたファースト・アルバム『United』からの一曲で、佐藤さんのおすすめです。YMOをはじめとする日本の音楽に影響を受けたとメンバーが語る通り、この曲ではサックス/フルート奏者である本多俊之氏の“Lament”をサンプリングしています。アナログ・シンセの温かさとお洒落なコード進行、甘いメロディーとヴォーカルが心地良く響き合って、繰り返し聴きたくなる楽曲です。

イヤホンズ 『Theory of evolution』 EVIL LINE(2020)

 続いてkevinくんのレコメンはイヤホンズの“記憶”。今年10周年を迎える声優ユニットが2020年にリリースしたサード・アルバム『Theory of evolution』からの一曲で、kevinくんが敬愛しているという□□□の三浦康嗣が作詞/作曲/プロデュースしています。声優さんの語りと演技とラップ、そして歌声がバックトラックと複雑に折り重なって組み上げられた画期的な楽曲。音楽に留まらない〈作品〉を観賞している気分になりました。どうやったらこれを作り上げられるのだろう? 凄い!

XG 『MILLION PLACES』 XGALX(2025)

 最後にわたしがおすすめするのは、XGの“MILLION PLACES”。XG初のワールドツアーのファイナル・5月の東京ドーム公演で初披露されたばかりのこの楽曲。わたしの大好きなXGのR&Bに、一年かけて世界中をまわってきた彼女たちだからこそ歌える詞。現地で観て聴いてきましたが、初めて聴く曲に感動して涙が出そうになったのは初めての経験でした。東京ドーム公演も本当にかっこよかったし、これからもっと凄い景色を見せてくれるだろうXGの活躍が楽しみ!

  さて、5月5日に結成14周年を迎えて15年目に突入したfhánaは、6月27日に新曲をリリースします! わたしたちにとってとても大事な作品「小林さんちのメイドラゴン」が映画になります。そのOP主題歌“涙のパレード”をぜひぜひお楽しみに!

 


towana
佐藤純一、kevin mits­unagaと組んだユニット、fhánaのヴォーカルを担当。fhánaでは通算5枚目のアルバム『The Look of Life』(コロムビア)がまだまだ好評リリース中。この5月に結成14周年記念ライヴを行ったのに続き、6月27日には映画「小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜」のオープニング主題歌“涙のパレード”がリリースされます。最新情報は〈http://fhana.jp/〉をチェック!