連載

【fhánaのわんだふるレコメン紀行】第50回 秋の夜長にチルアウト――kevin mitsunagaが藤井風、kiki vivi lily & SUKISHA、Sweet Williamを紹介

fhánaのメンバーがその時々の気分でオススメ作品を紹介する連載!

【fhánaのわんだふるレコメン紀行】第50回 秋の夜長にチルアウト――kevin mitsunagaが藤井風、kiki vivi lily & SUKISHA、Sweet Williamを紹介

 fhánaのいろいろな音を担当しているkevin mitsunaga(ケビン ミツナガ)です。

 秋ですね! 涼しくなってきました。今年はなかなか出掛けたりしにくい世の中になっていることもあり、春と夏をすっ飛ばしていきなり秋になってしまったような感じがしますね。出掛けられないなら音楽聴こうぜ!……ということで、今回は秋の夜長に合いそうなチルい楽曲を紹介していこうと思います。

藤井風 『HELP EVER HURT NEVER』 ユニバーサル(2020)

 まずは1曲目、藤井風“キリがないから”。いまさら言うまでもないのですが、藤井さんの声の表現力には本当に驚きますね。高い独創性を感じます。この曲では〈Ah Ah Ah ~〉という歌詞のないメロディーがフックになっているのですが、それも毎回同じように歌っているのではなく、後半では音程の間を滑らかに移動するように発音していたりと聴いていて飽きません。シンセサイザーを多用したチルいトラックも相まって非常に気持ち良く、この季節にピッタリじゃないでしょうか。

kiki vivi lily,SUKISHA 『Over The Rainbow』 SUKISHA/kiki vivi lily(2020)

 続いて2曲目、kiki vivi lilyとSUKISHAの共作による“Blue in Green”。まさに秋の夜長にピッタリなチルいトラックと歌ですね。スモーキーな音使いがしっとりしていて気持ちいいです。よーくトラックを聴くとかなり細かく作り込まれていて格好良い。賑やかさと落ち着いた雰囲気がひとつのトラックのなかに同居していて絶妙なバランスです。

 3曲目は、唾奇をフィーチャーしたSweet William“Just thing”。とにかくトラックが格好良い! サンプリングで構築されたエレクトリック・ピアノの音使いとヨレッヨレのビート。〈ザ・酒が進むトラック〉でしょうこれは。個人的には酒を飲むならチーズをツマみながら赤ワインが良いですね。ワウ・ギターの音色もグルーヴィーで大変気持ちいい。まだお酒を飲んでないのになんだか酔っ払ってきました(笑)。

 さてさて、いかがだったでしょうか。家でしっぽり音楽聴いてジッとしているのも、遊びに行くのとはまた違う楽しさがあって良いですね! 皆さんのオススメの曲があったらぜひTwitterなどで教えてくださいな! それじゃ、またね!

 


kevin mitsunaga
佐藤純一(FLEET)とs10rwのyu­x­uki waga、kevin mits­unaga(Leg­gy­salad)という3人のサウンド・プロデューサーとヴォーカリストのtowanaから成るユニット、fhánaのいろいろな音を担当。劇場版アニメ「SHIROBAKO」のテーマ・ソングを収めたシングル“星をあつめて”(ランティス)が好評リリース中!同曲のリリース記念番組〈ふぁなばこ〉も公式のYouTubeチャンネルにて全10回分が公開されています。その他、今後のスケジュールについては〈http://fhana.jp/〉でご確認ください。

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