ジェイムズ・ブレイクの影響を感じさせるモダンなエレクトロニック・サウンドを敷きながら、ファイストのように浮遊感のある歌声で自由にメロディーの上を泳いでいく——そんなあり方がイマっぽいニュージーランドの女性ソロ・ユニットによる日本デビュー作。音作りのアイデアが豊富で、初期のビョークに通じるところもあり。日本語アナウンス入りの“Kyoto Train”なんて曲もあって、来日経験があるのかな?

【参考音源】WATERCOLOURSの2014年作『Portals』の輸入盤