バンドの過去~現在と未来を前後半に分けて収録したセカンド・アルバム。グッド・メロディーが堪能できる前半のガレージ・ロックな曲たちもいいが、ジャズ・ファンクとネオ・ソウルを組み合わせてサイケに鳴らす“IKEA”や、タイトルからしてマンチェを感じるダンス・ナンバー“Happy Blue Monday”など、ヴァラエティー豊かな曲が並ぶ後半が圧巻。もともと内包していたラディカルな側面を明確に提示した、重要な転機作。
Helsinki Lambda Club『Eleven plus two / Twelve plus one』ガレージ・ロックからマンチェまで取り込んだ音にバンドの過去・現在・未来を凝縮
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