結成10周年を飾る3作目。飄々としたスタンスで古今東西の音楽を掛け合わせる奇想はさらに進化し、インディー・ロックにエキゾチカ、レゲエ、サイケ、ハード・ロック、J-Popなどを巧みに取り込みながら、メロディーは一筆書きのようにシンプルで親しみやすい。タイのファンク・バンドであるフォード・トリオと柴田聡子のゲスト参加も妙味だ。