コラム

『筒美京平SONG BOOK』DISH//北村や乃木坂・生田らと豪華プロデューサー陣が贈る、どこまでも流麗なトリビュート盤

筒美京平SONG BOOK
日本のポップス・シーンに名を刻んだ名曲群が、名手たちの演出で麗しく生まれ変わる!

 多くの名曲を残して昨年にこの世を去った作・編曲家、筒美京平。彼が後人に与えた影響は計り知れないが、そのなかから日本の音楽シーンを牽引する豪華プロデューサー陣とシンガーたちによるトリビュート盤『筒美京平 SONG BOOK』が登場した。

 室内楽風のアレンジで甘くドリーミーなオープニングを演出する武部聡志×LiSAの“人魚”、橋本愛の儚い歌唱が武部と本間昭光の共同編曲による淡いサウンド上でふわりと舞う“木綿のハンカチーフ”、アイナ・ジ・エンドの気怠い歌唱を西寺郷太がミニマルな静けさで引き立たせた“ブルーライト・ヨコハマ”、ムーディーなジャズに生まれ変わった小西康陽×一青窈の“シンデレラ・ハネムーン”のほか、亀田誠治、松尾潔、北村匠海(DISH//)、片岡健太(sumika)、生田絵梨花、miwa、芹奈・かれん(Little Glee Monster)、前田亘輝(TUBE)、JUJUらが参加。オーケストラルな気品と朗々とした歌声でエンディングを飾る武部×西川貴教の“君だけに”まで、どこまでも流麗な旋律に酔いしれずにはいられない、各人のリスペクトが滲む一枚だ。

左から、LiSAの2020年作『LEO -NiNE』(SACRA MUSIC)、アイナ・ジ・エンドのニューEP『内緒』(avex trax)、PIZZICATO ONEの2020年のライヴ盤『前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン』(ユニバーサル)

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