まわる世界に耳を澄ます、名曲揃いのニュー・シングル!

 高偏差値なルックスが放つキュートさと〈生歌〉にこだわった逞しいステージ・パフォーマンスで、2015年のデビュー以来、アイドル・ポップ界隈を往き来するリスナーたちの注目をぐいぐいと招き寄せてきた5人組、まねきケチャ。決して順風満帆なばかりでなく、向かい風や横風にも煽られながら、しかし着実に一歩一歩坂道を上り詰めてきた彼女たち。コロナ禍による足踏みももどかしいところではあるけれど、徐々にペースを取り戻しつつ、昨年8月にはパシフィコ横浜で結成5周年のライヴを、今年1月にはホール(LINE CUBE SHIBUYA)でのワンマンを開催するなど、元気な姿を見せてきた。

松下玲緒菜「ソーシャルディスタンスでキャパも半分。コールもできないですし、特典会ではマスクとフェイスシールドごしでの対面……なんですけど、たくさんの方が来てくれるんです。そういうところで〈私たちは愛されてるな〉って思うことができて。とても嬉しいことですね」

篠原葵「ライヴが減ってしまったぶん、YouTubeで動画を配信したり、その動画を観て、ライヴに来てくださる方も多かったです」

深瀬美桜「本当に、YouTubeで知って来てくださった方もたくさんいたので、このタイミングで始めることができてよかったなって思います」

中川美優「個人的なことになってしまいますが、自分に使える時間が増えたので、趣味に割くことが多くなりました。動画編集だったり、めちゃくちゃゲームをやったり。そこからいろんな人との新しい繋がりができたりもしたので、そういったところでも楽しくやれてますね」

宮内凛「SNSとか見てると、まねきケチャのリリースにあたって拡散してくださってるファンの方が多くて、〈YouTubeもやってるよ〉とか、TikTokでリレーしてくださったりとか、ファンの方が輪を広げてくださっているんだなあって、見ていてほっこりしました。コロナ禍で不安な気持ちのときもあったんですけど、最近は至ってポジティヴですね!」

まねきケチャ 『まわる世界に』 コロムビア(2021)

 といったところで、およそ1年半ぶりのニュー・リリースとなるシングル“まわる世界に”が到着! 表題曲は先述のLINE CUBE SHIBUYA公演で、カップリングの“難攻不落”“引き算”は結成5周年ライヴでそれぞれ初披露され、目撃したファンの間ではすでに人気の高い楽曲。久々の……ということを差し引いても、ミディアム・バラードの表題曲を筆頭に聴いていて胸が熱くなる、〈名曲感〉ありありの3曲だ。

玲緒菜「“引き算”をいただいたとき、〈去年の今頃はフェスで大はしゃぎしてたよね〉っていう歌詞を見て、私たちもそうですけど、ファンのみんなもグッとくるんじゃないかなと思いました。ものすごく今の状況にタイムリーだなって」

「ライヴのアンコールで歌ったらすごくエモい感じになるだろうなって思います」

「“難攻不落”は真似しやすい振付けで、いま、ライヴでファンの皆さんが声を出せないなか、一緒に踊って盛り上がれるので、すごく好きです」

玲緒菜「ファンクラブのアンケートでも、新曲なのにめちゃくちゃ上位に入ってたのは、一緒に踊れるというのも大きいと思います」

「コールを入れなくても盛り上がれる曲っていうのは、すごく強みだと思うんです。そういう楽曲が増えたのは、まねきケチャの新しい強さなんじゃないかなって」

美優「〈今夜も君のせいで ビールがめっちゃ美味い!〉って、私しか歌えないところだしね(笑)」

美桜「“まわる世界に”を初めて聴いたとき、いままでのまねきケチャにはない曲調だなって思って。もちろん、ところどころまねきケチャらしい部分はあるんですけど、すごく新鮮な気持ちで歌ってます」

「この曲のなかにはいろいろな深い意味が込められていると思うんですけど、〈夢見た景色と 重なるよ 世界が〉という歌詞と優しいメロディーを聴いて、言葉がわからなくたって音楽で繋がることができる、ということを感じました。まねきケチャのファンの方は海外にもけっこういらっしゃるので、世の中が落ち着いたら海外にもツアーに行きたいです」

 久しぶりのリリースになったこともあって、もっともっとたくさんの人に歌を届けたいと願うまねきケチャの瞳は、いつもにも増してギラギラと輝いている……みたい。

玲緒菜「1月のワンマンのときに、TVの地上波とか5人でたくさん出たいなっていうのを、関係者さんもいっぱいいる場で言ったんです(笑)。そしたらちょっと去年よりも増えそうな感じになってきているので、発信することって大事だなって思ってます」

「そうですねえ……地上波の番組に出られたときは、しっかりインパクトを残したいです!」

美優「個人的なことではあるんですが、趣味をお仕事に活かしたいなあって思ってます。ゲームだったりポケモンカードだったり麻雀だったり……そういう番組に出たいですね」

「まねきケチャで番組やりたいなあ。冠番組を持つとグーンと知名度上がるっていうイメージがあるので。自分たちの番組だと、みんなの個人的な意見やキャラも反映させやすくなるじゃないですか。私はもう、全然イジられてもよいので(笑)」

美桜「そしてやっぱり、ツアーに出たいですね。少しずつライヴができるようになってはいますが、遠方にはなかなか行けてないので、上のほうにも下のほうにも行きたいですね」

 もちろん、まねきケチャの運気は上に上に……でね!