*2021年5月11日追記
沖仁 con 小沼ようすけ公演に関するおしらせ
2021年5月にビルボードライブ東京・大阪で開催を予定している沖仁 con 小沼ようすけの公演は、日本政府による緊急事態宣言の期間延長を踏まえ、ビルボードライブとアーティスト側と協議のうえ、東京公演は開催時間を変更、大阪公演は中止になりました。詳しくは、ビルボードライブ東京および同大阪のオフィシャルサイトをご覧ください。
http://www.billboard-live.com/membersarea/210511_oki_onuma_tokyo_announce.html
http://www.billboard-live.com/membersarea/210511_oki_onuma_osaka_announce.html
■変更
沖仁 con 小沼ようすけ 東京公演
2021年5月14日(金)
1stステージ:開場 17:00/開演 18:00→開場 14:00/開演 15:00
2ndステージ:開場 20:00/開演 21:00→開場 17:00/開演 18:00
■中止
沖仁 con 小沼ようすけ 大阪公演
2021年5月21日(金)
1stステージ:開場 17:00/開演 18:00
2ndステージ:開場 20:00/開演 21:00
■お問い合わせ
ビルボードライブ東京:03-3405-1133
ビルボードライブ大阪:06-6342-7722
沖仁 con 小沼ようすけが、2021年4、5月にビルボードライブ横浜・東京・大阪でライブを開催する。
フラメンコ・ギタリストの沖仁は、長野・軽井沢出身で、14歳から独学でエレキ・ギターを弾きはじめた。カナダでクラシック・ギターを学んだのち、スペイン・アンダルシアに移住して、現地で生のフラメンコを吸収。日本とスペインを往復しながら20代を過ごしたという。
2006年にメジャー・デビューし、2007年にNHK大河ドラマ「風林火山」の「風林火山紀行」へ“風林火山 ~巡礼紀~”を提供して脚光を浴びた。
2010年にはスペインで開催された〈第5回 ムルシア“ニーニョ・リカルド”フラメンコギター国際コンクール〉の国際部門でアジア人として初めて優勝し、フラメンコの本場スペインを驚かせた。その模様はTBS系の番組「情熱大陸」で放映されて大きな反響を呼び、沖の名前はお茶の間でも知られるようになる。
J-Popシーンでの演奏・楽曲提供・共演などは、枚挙に暇がない。さらにオーケストラやバレエ、能、長唄、朗読など、異分野や伝統文化ともコラボも数知れず。枠組みにとらわれずに、あらゆるボーダーを越える活動を行っているのが沖の特徴だ。
また沖の音楽はフィギュア・スケートとの親和性が高く、小塚崇彦選手が使用した“レスペート・イ・オルグージョ ~誇りと敬意~(ファルーカ)”(2011年)など、複数の選手のプログラムに楽曲が起用されている。人気アニメ「ユーリ!!! on ICE」の楽曲で、沖が演奏した“愛について 〜Eros〜”(2016年)も記憶に新しい。
いっぽうギタリストの小沼ようすけは、沖と同じく14歳からギターの演奏を始めている。2001年にソニーからデビューして以来、リーダー作を10作発表。ジャズをベースに、さまざまな国を旅して受けた影響を自身の音楽に取り入れ、独自の音楽世界を築き上げている。
2004年には、米NYで録音した『The Three Primary Colors』を発表。ジャコ・パストリアスの再来と謳われるベーシストのリチャード・ボナ、ドラマーのアリ・ホーニッグとのトリオで吹き込んだ同作は、高い評価を得る。小沼の音楽性やプレイをパット・メセニーのそれと比較する声も多かった。
2010年には、グアドループの民族音楽であるグオッカの太鼓〈Ka〉をフィーチャーし、フレンチカリビアンのミュージシャンたちとレコーディングした『Jam Ka』で、他にないオリジナルなクレオール・ジャズを展開した。2016年、自身のレーベル〈Flyway LABEL〉を設立して、同作の続編であるパリ録音作『Jam Ka Deux』を発表。2019年には〈Jam Ka〉シリーズの第3弾として、東京のスタジオで録ったセッション作『JAM KA 2.5 THE TOKYO SESSION』をリリースしている。