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コラム

沖仁 con 小沼ようすけ、2人の素晴らしきギタリストがビルボードライブで初共演

沖仁

沖仁 con 小沼ようすけが、2021年4、5月にビルボードライブ横浜・東京・大阪でライブを開催する。

フラメンコ・ギタリストの沖仁は、長野・軽井沢出身で、14歳から独学でエレキ・ギターを弾きはじめた。カナダでクラシック・ギターを学んだのち、スペイン・アンダルシアに移住して、現地で生のフラメンコを吸収。日本とスペインを往復しながら20代を過ごしたという。

2006年にメジャー・デビューし、2007年にNHK大河ドラマ「風林火山」の「風林火山紀行」へ“風林火山 ~巡礼紀~”を提供して脚光を浴びた。

沖仁の2007年の楽曲“風林火山 ~巡礼紀~”

2010年にはスペインで開催された〈第5回 ムルシア“ニーニョ・リカルド”フラメンコギター国際コンクール〉の国際部門でアジア人として初めて優勝し、フラメンコの本場スペインを驚かせた。その模様はTBS系の番組「情熱大陸」で放映されて大きな反響を呼び、沖の名前はお茶の間でも知られるようになる。

J-Popシーンでの演奏・楽曲提供・共演などは、枚挙に暇がない。さらにオーケストラやバレエ、能、長唄、朗読など、異分野や伝統文化ともコラボも数知れず。枠組みにとらわれずに、あらゆるボーダーを越える活動を行っているのが沖の特徴だ。

また沖の音楽はフィギュア・スケートとの親和性が高く、小塚崇彦選手が使用した“レスペート・イ・オルグージョ ~誇りと敬意~(ファルーカ)”(2011年)など、複数の選手のプログラムに楽曲が起用されている。人気アニメ「ユーリ!!! on ICE」の楽曲で、沖が演奏した“愛について 〜Eros〜”(2016年)も記憶に新しい。

沖仁の『Concierto[コンシエルト]~魂祭~』収録曲“レスペート・イ・オルグージョ ~誇りと敬意~(ファルーカ)”

松司馬拓 feat. 沖仁の2016年の楽曲“愛について 〜Eros〜”

小沼ようすけ

いっぽうギタリストの小沼ようすけは、沖と同じく14歳からギターの演奏を始めている。2001年にソニーからデビューして以来、リーダー作を10作発表。ジャズをベースに、さまざまな国を旅して受けた影響を自身の音楽に取り入れ、独自の音楽世界を築き上げている。

2004年には、米NYで録音した『The Three Primary Colors』を発表。ジャコ・パストリアスの再来と謳われるベーシストのリチャード・ボナ、ドラマーのアリ・ホーニッグとのトリオで吹き込んだ同作は、高い評価を得る。小沼の音楽性やプレイをパット・メセニーのそれと比較する声も多かった。

小沼ようすけの2004年作『The Three Primary Colors』収録曲“The Lily”

2010年には、グアドループの民族音楽であるグオッカの太鼓〈Ka〉をフィーチャーし、フレンチカリビアンのミュージシャンたちとレコーディングした『Jam Ka』で、他にないオリジナルなクレオール・ジャズを展開した。2016年、自身のレーベル〈Flyway LABEL〉を設立して、同作の続編であるパリ録音作『Jam Ka Deux』を発表。2019年には〈Jam Ka〉シリーズの第3弾として、東京のスタジオで録ったセッション作『JAM KA 2.5 THE TOKYO SESSION』をリリースしている。

小沼ようすけJam Ka Quartetの2018年のライブ

小沼ようすけの2019年作『JAM KA 2.5 THE TOKYO SESSION』収録曲“Moai’s Tihai”
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