こんにちは、TOWER DOORSスタッフです。

TOWER DOORSが注目する新人アーティストの魅力にメール・インタビューから迫る企画〈6つの質問〉。いままで質問に答えてくれたアーティストの楽曲は下記の再生リストにまとめてあります。

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今回の主人公はシンガー・ソングライターのsamayuzameです。TOWER DOORSは彼女のニュー・シングル“累累”を紹介しています。

作詞作曲から編曲、ミュージック・ビデオのプロデュースに至るまで自身で手掛け、インディペンデントで活動するsamayuzame。彼女は、14歳のときに独学でDTMを学び、その後ボーカロイドの世界へと足を踏み入れ、ニコニコ動画などで楽曲を発表し始めました。2018年からは、シンガー・ソングライターとしてみずから歌い表現するように。

2020年には〈コロナ禍における私たち〉という社会的なテーマを込めたデビュー・ミニ・アルバム『宿木』をリリース。同作の基盤はエレクトロニックなサウンドですが、彼女のバックグランドの幅広さに驚くヴァラエティーに富んだ作品に仕上がっています。また収録曲“きんいろのひ”は、笹川真生とのコラボレーション、ドラマティックな音楽世界、アニメーションによるミュージック・ビデオなどが大きな反響を呼びました。

2020年のインタビューでは、ボカロ・カルチャーのなかでもエレクトロニカ的な作家や前衛的なものを好んでいたと語っています。それらと共に、ゲーム「NieR」の音楽やbermei.inazawaの同人音楽などを聴いていたそうです。samayuzameの鮮烈で中毒性の高いポップ・サウンドは、まさに両者からの影響を昇華させたもの。また、一曲一曲に込める想いやテーマ性にはこだわりを持っており、ミステリアスで繊細な歌声が紡ぐ内省的でダークな歌詞の世界も彼女が支持を集める魅力のひとつです。

それでは、samayuzameのさらなる魅力に〈6つの質問〉から迫っていきましょう。