チーッス! 合宿は逸見袋叩き事件とか、謎の海パン事件とか、いろいろあって楽しかったっすね。そのことを書こうかなと思ったけど、このノートでは最近のお気に入り盤をレコメンドするのが流儀っすよね。
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ということで、まずはトーマ(ダフト・パンク)の親父さん、ダニエル・ヴァンガードがプロデュースした71年の怪作、ヤマスキの『Le Monde Fabuleux Des Yamasuki』から紹介。フランス人がやや勘違いして思い浮かべた和の世界を音楽で表現しちまったような代物で、意味不明な日本語や子供のコーラスがアブストラクトかつグルーヴィーなロック・サウンドに乗っかる、最高におもしろい一枚っす。
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お次は、ジャケの胡散臭さじゃヤマスキにも負けていない(?)ハロルド・グロスコフの80年作『Synthesist』っす。アシュラなどに参加していたクラウトロックの重要ドラマーっすけど、なぜかこのアルバムではキーボード奏者に徹していて、アシュラやハルモニアにも通じるリズミカルな心地良いシンセ・ポップ・ワールドを展開。ドイツの快楽電子音楽系が好きな輩だったらマストっしょ!
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続いては、スコティッシュ・ネオアコの名バンド、ブルーベルズの『Exile On Twee Street』。ブレイク以前の80年代初期にレコーディングされたデモ・トラックなどが20曲も詰まっている編集盤なんすけど、1曲を除いてすべて未発表音源っつうことで、全ネオアコ・ファン必聴っすよ!
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最後は、この季節に相応しいライト&メロウなCCMのお宝盤、チカーノと黒人の混成グループであるラティノスの81年作『It Must Be Love』を押しとくっす。ハワイアンAORのような爽快さが身上で、特に表題曲のブリージンなグルーヴ感はハンパないっすね。今年のレイト・サマー・アンセムはこれでキマリ!……って、ジョン先輩みたいな言い回しになっちまったけど、初CD化っつうことで興奮気味っす。