EASTOKLABがデジタルミニアルバム『Ai』を2021年11月10日(水)にリリースする。
2018年に結成され、愛知・名古屋を拠点に活動するロックバンド、EASTOKLAB。〈和製コールドプレイ〉と評されることもある彼らが、前作『Fake Planets』(2020年)から1年5か月ぶりの新作『Ai』をリリースする。
今回完成した『Ai』は、〈時間の経過と共に変化した感情とこだわり、新たなフェーズへと向かっていく旅の途中のストーリーを話すようなアルバム〉だという。また、〈愛をテーマに制作され、過去に想いを馳せるだけではなく、未来に向かって既に歩き出した明るさが光る楽曲たちとそのストーリーを生かすサウンドデザインの変化が際立つポジティブな作品〉だとのこと。
アルバムのリリースに先駆けて、収録曲“虹の袂”の先行配信がダウンロードサイトやサブスクリプションサービスでスタートしている。“虹の袂”の配信リンクはこちら。
日置逸人(ボーカル/シンセサイザー)のコメントは次のとおり。
硬くなった頭をほぐすことが制作の始まりだった。こだわりだらけで、でもそれを言葉にできず、そのうえ能力がないことを人のせいにばかりしていた。最初にそれをやめた。
音楽をやっている自分と、普段の自分。音楽をやっているときは背伸びをしてしまうけれど、背伸びしても自分は自分のままだった。
Ai = 愛
ありふれた陳腐な言葉だけれど、とても素敵な響きをしている。僕は特に何も持っていないけれど、愛は知っている。たくさんもらったし、あげたこともある。それを歌にした。
さらに、小見山峻が撮影した新たなアーティスト写真と、N.I.L 1979がデザインを手がけた『Ai』ジャケットが公開された。
また、EASTOKLABとpollyのスプリットツアー〈Twin.〉のファイナル公演が、10月29日に東京・青山の月見ル君想フで開催され、ツアー会場限定で両バンドの新曲とお互いの楽曲のリミックスを収録したカセットテープ『Twin.』が販売された。同作の収録曲“うつくしいひと”は、『Ai』と同時期に制作されたもので、同じ温度を感じられる曲になっているという。“うつくしいひと”の歌詞のフレーズ〈何気ない日々の怠惰は愛だった〉は、このアルバムを聞き終わった感情とリンクする不可分なものだとのこと。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2021年11月10日(水)
品番:UKDZ-0219
価格:1,069円(税込)
配信リンク:https://eastoklab.lnk.to/Ai_
TRACKLIST
1. Sapiens
2. 秘密
3. 虹の袂
4. Ai
5. Hurts
PROFILE: EASTOKLAB
2018年結成、名古屋を拠点に活動するロックバンド。2019年、DAIZAWA RECORDS/UK.PROJECTよりミニアルバム『EASTOKLAB』でデビュー。ROTH BART BARON、polly、STEPHNSMITH、my young animal、SIRMO STAD を迎え、東名京ツアーを開催。2020年、デジタルミニアルバム『Fake Planets』をリリースし注目を集めた。同作は当初、配信のみのリリースだったが、要望を受けてライブ会場と一部店舗での限定販売で、7色の特殊パッケージのフィジカル盤もリリース。同年、一通のメールをきっかけに始まったANIMAL HACKとの共作曲“ICE RED”をデジタルリリース。和製コールドプレイとも評される伸びやかなボーカルとサウンドスケープが特徴。ライブでは多数の機材をコントロールし、人力での演奏を追求している。2021年、pollyとのスプリット盤『Twin.』を会場限定カセットテープでリリースし、東名京でスプリットツアーを開催。単独作品としては1年半ぶりとなるデジタルミニアルバム『Ai』をリリースする。