Hayato Hiokiがニューシングル“Coda”をリリースした。

新作『Ai』をリリースしたことも話題のバンド、EASTOKLAB。そのボーカル/シンセサイザーを担当しているのが、Hayato Hioki(日置逸人)だ。彼が、2020年4月にリリースしたソロアルバム『Swallowing Smoke』に続いて、デジタルシングル“Coda”を配信でリリースした。

前作『Swallowing Smoke』はボイスサンプリングやエレクトロビートを多用したインストアルバムだったのに対して、今作ではエレクトリックピアノを中心に据えたニューエイジなサウンドに移行。〈静寂よりも穏やかな音楽〉をテーマに、美しいアンビエンスが特徴的なニューエイジミュージックになっている。

曲名の〈Coda〉は、曲の終結部を意味する音楽用語だ。楽曲の〈アウトロ〉を独立したトラックとして完成させることをテーマに、生活のなかで訪れる時間や場所との別れをイメージして制作したという。まるで水のなかにいるかのような揺らぎのあるシンセサウンドをベースに、 そこから地上へと顔を出すようなイメージでビートやピアノが重なっているプロダクションは、そんな背景を物語っている。慌ただしい朝にふと一息つくとき、忙しい日々の休息、一人で過ごす夜、眠りにつく前の子守唄など、小さな音で日常のなかに溶け込む楽曲だ。

“Coda”のレコーディング/ミキシングは、レコーディングエンジニアとしても活動しているHayato Hioki自身が担当。アートワークは、前作に続いてEASTOKLABで活動を共にしているDaiki Okaによるものだ。

なお、Hayato Hiokiは、同テーマで制作したシングルを3か月連続でリリースするという。2022年も彼の創作活動から目が離せない。

“Coda”の配信リンクはこちら

 


RELEASE INFORMATION

Hayato Hioki 『Coda』 DAIZAWA/UK.PROJECT(2021)

リリース日:2021年12月22日
品番:UKDZ-0225
配信リンク:https://hayatohioki.lnk.to/Coda

TRACKLIST
1. Coda

 


PROFILE: Hayato Hioki
2018年に自身がフロントマンを務めるバンド〈EASTOKLAB〉での活動をスタート。現在までにDAIZAWA RECORDS/UK.PROJECTから2作のアルバムをリリースしている。レコーディングエンジニアとしても愛知・名古屋を拠点に多様なアーティストの音源を制作。2021年よりエレクトロ/アンビエントにフォーカスしたソロ作品の制作をスタートし、4月21日にデジタルアルバム『Swallowing Smoke』をリリース、12月22日にデジタルシングル“Coda”をリリースした。