前回の更新から4ヶ月ぐらい経ってしまった。その間、引越しをしたり、EASTOKLABの新作をRECしたり!?などなど色々とやっていた。マルチタスク能力が完全に欠如しているので、このブログをめっちゃサボっていた。すみませんでした。

雨の日が続いて、そのうえ傘を無くしてしまって家から出られないこと数日。思えば今年も夏っぽいことは何一つ出来なかった。

振り返ると悔しくなり、何でもいいから夏っぽいことしてぇ!という気持ちでTahiti 80のデビューアルバム『Puzzle』を聴いた。これは僕の思う夏のベストアルバム。部屋で酒を飲みながらボーっと聴いてるだけなんだけど、ちゃんと夏を感じられて嬉しくなった。

遥か昔、たぶん高校生ぐらいの頃、日課の中古CD屋巡りの際にこのアルバムに出会った。たしかセールコーナーに激安で売られていて、帯に書いてある情報を頼りに何も考えず買ってみたみたいな、そんな感じだったと思う。

初めて聴いた時は「聴きやすいポップスだなぁ」という、なんてことない感想だったけれど、不思議な魔力があるアルバムで何度か聴いていると、ふと胸を掴まれる瞬間、キュンとなるメロディーがいくつも詰まっていた。

M-3“Heartbeat”がとても好きだった。

爽やかすぎて泣けてくる。ドラムの16ビートとハイハットのオープン・クローズが最高。

この曲こそTahiti 80の代表曲って感じだけれど、この曲はもちろん『Puzzle』
に収録されているトラックはどれも、耳馴染みがよく、それでいて飽きない素敵な曲ばかり。

シンプルなヴァース&コーラスの曲がほとんどだけれど、全ての曲においてコーラスワーク・リズムセクションが細部まで美しくて、12曲なんてアッと言う間に終わってしまう。

声もメロディーも楽器も全てが最高に素敵。

このアルバムは2000年リリースなのだけれど、普通にリアルタイムにも感じられる。サウンドにはトレンドや時代感が出るけれど、メロディーというのはタイムレスだよね。

パパパコーラスめっちゃいい。楽しさと優しさと切なさの全てがパパパに詰まってる。

Tahiti 80はこのデビューアルバム『Puzzle』が代表作として認知されているけれど、その後もコンスタントにリリースがあって、現在までに7枚のアルバムをリリースしている。どれもサウンドや質感には変化があるけれど、メロディーは一貫してTahiti 80らしい馴染みやすいものばかりで、そのスタイル含めずーっとカッコいいバンドでいる。

自分たちもそうであるように、そうなれるようにと、この文章を書きながら改めて思った。

気付いたら雨が止んでるので、いましかない傘を買いに行くチャンス!のため急いで家を出ます。このブログの更新頻度も上げんぞ!

 


RELEASE INFORMATION

リリース日:2021年4月21日
品番:UKDZ-0216
価格:1,528円(税込)
配信リンク:https://hayatohioki.lnk.to/S_Smoke

TRACKLIST
1. Flash
2. I Think
3. Look Back 
4. Frozen in Time
5. Pass
6. Throng
7. Fly Away
8. Glitter
9. Distant Memories
10.Make a Circle

 

『Swallowing Smoke』のダウンロード・コード付きカセットテープは、EASTOKLABのオフィシャル・ストアの他、Tobira RecordsSTIFF SLACKFILE-UNDER RECORDSにて数量限定で販売中。
https://eastoklabjp.thebase.in/items/43262540

 

リリース日:2020年6月3日
品番:UKDZ-0209
価格:1,681円(税込)
配信リンク:https://eastoklab.lnk.to/FakePlanets/

TRACKLIST
1. Contrail
2. Rainbow
3. Stud
4. Hug
5. Farewell
6. Living
7. Ten
8. Dive

 

リリース日:2020年11月11日
配信リンク:https://linkco.re/Rnn1Hnyn

TRACKLIST
1. ICE RED