柏木由紀のWACK体験はいよいよ第2章へ突入! 今度はユキ・レイソレの名で各グループに加入した驚愕の七変化シングルがリリース。WACKメンバーたちを交えた対談という形でその深層を紹介しましょう!

 AKB48の中核メンバーとして活躍する一方、WACKの渡辺淳之介がプロデュースする今年3月のソロ・シングル“CAN YOU WALK WITH ME??”で新たな魅力を発揮した柏木由紀。その成果を受けて、彼女がユキ・レイソレの名でWACK所属の7グループに加入するという仰天の発表も続いたものの、病気の治療に伴う一時休養もあってプロジェクトは延期に。その後はAKB48での久々のシングル“根も葉もRumor”も経て、このたび〈柏木由紀なりのWACK〉が満を持してのリスタート――松隈ケンタがサウンド・プロデュースを手掛ける各グループのシングル7枚が同時リリースとなりました。しかも、それらに付く投票券でWACKメンバーが〈VOTE!! WACK SELECT 7〉なる総選挙イベントを行い、その上位7名+ユキ・レイソレから成る新グループを彼女自身がプロデュースするという、次の展開も見据えた状況になっています。今回はユキ・レイソレに加え、ネオ・トゥリーズ(BiS)、ミユキエンジェル(豆柴の大群)、ココ・パーティン・ココ(GO TO THE BEDS)、月ノウサギ(PARADISES)、ユメカ・ナウカナ?(ASP)も交えて話を訊きました。

 

自分ではわからないです

――柏木さんと各グループが接する機会はどれくらいあったんでしょう。

ココ・パーティン・ココ「最初の顔合わせでYouTubeで対談させていただいたのと」

ミユキエンジェル「MV撮影と。この取材が3回目ぐらいですね」

――MV撮影もぶっつけ本番みたいな?

ユキ・レイソレ「そうですね。私のお休みがあったので、練習も一緒にはできなくて、全部そのMV撮影の当日に初めて合わせるという」

ココ「振りを事前に覚えてきていただいて、MVでダンス・シーンのあるグループはその場で揃えて、みたいな形でした」

ココ・パーティン・ココ(GO TO THE BEDS)

――撮影現場で話せる時間はありましたか?

ユキ「グループによりけりでした(笑)。GO TO THE BEDS(以下GTTB)の現場は待機とかも多かったから、みんなで輪になって雑談したり」

ココ「やっぱり、特に私や(キャン・GP・)マイカは昔からAKB48さんが大好きだから、いろいろ興味津々っていうか(笑)。いつもどうやって撮影しているのかとか、いっぱいお話させてもらったりして、おもしろかったです」

ユキ「違いがいっぱいあるので、そういうのがおもしろくて、いっぱい話しましたね。逆にBiSHは互いに干渉しないというか、それはそれで意外と心地良かったし、グループそれぞれ違いました。ASPとかはわりと新しいグループだから、私から興味を持って質問したり。〈どうやって入ったんですか?〉とか」

ユメカ・ナウカナ?「いろいろお話していただきました!」

ユキ「で、BiSは1秒で撮り終わるMVだったんで、やっぱりいちばん喋れてない(笑)」

ネオ・トゥリーズ「はい。ガーッて動いて終わって(笑)」

ユキ「そうなんです(笑)。もっと話したいんですけどね。まだ人見知りを発揮してます」

――お互いに人見知りですもんね。

ネオ「確かにそうです」

ミユキ「ホントに話せない(笑)」

ユキ「お互い気を遣って〈何かすみません〉みたいな(笑)」

ネオ・トゥリーズ(BiS)

――遡れば、そもそもユキさんのレコーディング自体は4月に終わっていたんですよね。

ユキ「あっ、はい。1日で全曲録って」

ミユキ「凄すぎ(笑)。ホントに凄い」

ネオ「いや~、考えられない」

――他の皆さんの歌録りはいつ頃?

月ノウサギ「私がWAggにまだいて、戻る前の一発目ぐらいのお仕事だった気がします」

ココ「だよね。夏前ぐらいだったかな」

ネオ「もうそんな経ったんだ」

――ユキさんのYouTubeで松隈さんとレコーディング当日の感想を話されてましたが、完成した7曲を聴いてみて、改めて自分ではどのグループにハマってると思いますか?

ユキ「えっ、めっちゃ難しい(笑)。曲を聴いてMVを全部観ても、それぞれのグループに馴染んでるのか、浮いてるのか、目立ってるのか、自分ではホントにわからなくって。無理がないのはPARADISESがやっぱり、曲調とか振付けとか衣装の感じがAKB48でやってきたものに近くて、そのままでイケたっていう感じですね。逆に曲で難しかったのはASP。早口のラップみたいなのとか、まったくやったことない要素が多くって……みたいな感じですかね。でも、第三者が見てどうなのかは本当にわからないです(笑)」