メジャーでの初アルバムから半年足らずで届いた新EP。どファンキーな導入から下世話なサビへと雪崩込む“Juden”を筆頭に、いなたい側面も含めてソウルやファンクを体現してみせた猥雑なサウンドを放出している。一方で、ブラジリアン・フュージョンのような洗練されたアンサンブルを聴かせる“おなじだと”やジャズ・ファンク調の“WATAGUMO”の抑制したクールネスも印象的。そこにバンドの新たなモードが見い出せるかも。