極彩色から無限のHAKUへ。大きな注目を集める中で発表される新作は、〈蘇生と癒し〉をキーワードに掲げた全11曲。近年のアンビエント~環境音楽の文脈ともリンクする穏やかな音世界を基調に、楽器演奏とエレクトロニクスが美しく溶け合いつつ、これまで以上にストリングスを重用することによって、ポスト・クラシカルの静謐さとオーケストラのスケール感を同時に表現。そこに三船雅也の生々しい歌声と力強い言葉が加わることによって、新たなフォーク・ミュージックへと結実している。A_oとしてアイナ・ジ・エンドとコラボした“BLUE SOULS”のロット・ヴァージョンに加え、ボーナス・トラックには元ヴァンパイア・ウィークエンドのロスタムによるリミックスを収録と、話題性も十分だ。