トロンボーンの申し子もデビューから20年。ブルーノートでの2枚目となる5年ぶりのアルバムは、伝統的なニューオーリンズ音楽をビルドアップしたハード・エッジなファンク・ロックを、レニー・クラヴィッツばりのド迫力で熱く聴かせる。本人の歌声もライヴ感を増したバンド・サウンドも実にパワフルだ。ブルーノ・マーズ感もある“Might Not Make It Home”など曲調は多彩で、ローレン・デイグルやゲイリー・クラークJr の客演も光る。