オバタラ・セグンドがニューアルバム『オラシオン(ORACIÓN)』を本日5月25日にリリースした。
オルケスタ・デ・ラ・ルスや熱帯JAZZ楽団などの一員として活躍し、ラテンジャズのトロンボニストとして欠かせない名プレイヤー、中路英明。彼のリーダーバンド、オバタラ・セグンド(OBATALA SEGUNDO)が、8年ぶりに発表した新作にしてセカンドアルバムが『オラシオン』だ。
『オラシオン』は、日本初のクラウドファンディングレーベル、TWIN MUSICで、ファンの支援のもと、ファンとともに制作した話題作だ。
バンドは、コロナ禍でライブ活動が制限されてしまったなかでも、アルバムを制作する時点からファンとの交流や信頼を通い合わせてきた。そのため、締め切り期日までに制作費の支援目標を達成した。
コモブチキイチロウ(ベース)、大儀見元(パーカッション)、鈴木禎久(ギター)、伊藤志宏(ピアノ)、岡本健太(ドラムス)という精鋭たちと織りなす鉄壁のグルーヴは、現在のラテン音楽の最新形態だと言えよう。時にダンサブルで、時にロマンチックな快感が押し寄せるのに身を任せて踊ってほしい。
なお、Mikikiは、本作についての中路英明のロングインタビューを掲載している。ぜひこちらもチェックを。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2022年5月25日
品番:TMCJ-1003
フォーマット:1 CD
価格:3,300円(税込)
TRACKLIST
1. Algun Dia en Algun Lugar 〜いつかどこかで〜
2. In Transition
3. Murasaki no Tsuki
4. Nuestra Cancion#2
5. The Agreement
6. A Little Old Man
7. The Long And Winding Road
8. Atagallando
LIVE INFORMATION
2022年5月28日(土)、29日(日)東京・六本木 キーストンクラブ東京
2022年6月29日(水)千葉 ジャズ&バー クリッパー
2022年6月30日(木)栃木・小山 ゲローズ
2022年7月12日(火)愛知・名古屋 キャバレロクラブ
2022年7月13日(水)大阪・北新地 ミスターケリーズ
2022年7月14日(木)静岡・浜松 ハァーミット ドルフィン
PROFILE: OBATALA SEGUNDO(オバタラ・セグンド)
元オルケスタ・デ・ラ・ルス、現在熱帯JAZZ楽団やサルサ・スウィンゴサで活躍中のトロンボーン奏者・中路英明が、97年からオバタラ(アフリカを起源としカリブ海地域のラテン社会で信仰されている多神教サンテリアの神の一人)という名前で活動を始めたラテンジャズバンド。メンバーチェンジに伴い、2007年よりオバタラ・セグンド(第二期オバタラ)に改名。現メンバーは鈴木禎久(ギター)、伊藤志宏(ピアノ)、コモブチキイチロウ(ベース)、大儀見元(パーカッション)、岡本健太(ドラムス)と、現代日本の音楽シーンになくてはならないオールスターキャストである。レパートリーは熱帯JAZZ楽団やサルサ・スウィンゴサでも定評のある中路のオリジナルを中心に、メンバーのオリジナルや有名ラテンナンバーのカバーなど。近年はラテンリズムに他ジャンルをミックスさせたコンテンポラリーな演奏形態となっており、トロンボーンとギターのユニゾンによるサウンドが特徴。今が最も旬な超絶メンバーによるインタープレイは従来のラテンバンドのイメージを大きく覆すほど斬新、圧倒的な興奮と感動を呼ぶ。