2018年の『RUN』以来となる、実に4年ぶりのフル・アルバム。その間には“PLASTIC LOVE”のカヴァーやダンサブルな『TBEP』があったことを思い出せば、そうしたテイストが自然に後退したソング・オリエンテッドな楽曲の良さも際立ってくる。ラッパーのNeibissやUG Noodle、さらにはKotetsu Shoichiroが要所でナイスな助演。冒頭の“Mirror”から中村佳穂との“REFLECTION”で環を描きつつ、ラストに“Mirai”を置いた作りも巧みだ。