Urban-Mellow盤とUrban-Groove盤という2枚組に埋め込まれた、男、女、涙、哀愁、嘆き、夏、ドライブ……ほろ苦い大人の全36曲。90年代以降のサンプリング感覚と歌謡性を下地に、ソウルディスコ、ラテン、ファンクボッサオールディーズAOR 、ヒップホップなどが煮込まれたバンドなわけで、この企画がハマりすぎなのも当然っちゃ当然、というかCKBこそがフリー・ソウル・バンドだという言い方もできそう。リリース・タイトルの多い彼らだからこそ、こういう粋なセレクションは非常に嬉しいですね。

【参考動画】クレイジーケンバンドの2014年のシングル“スパークだ!”