Ash Ra Tempel、Cosmic Jokers、Kraus Schulze作品に参加していたドラム、シンセサイザー、マルチ奏者Harald Grosskopfの1980年の名作1stリイシュー。2011年にもRVNG Intl.よりリイシューされていたが、その際Oneohtrix Point NeverやStellar Om Sourceといったアーティストのリミックス集が付属しており、近年盛り上がりを見せるニューエイジ~オルタナ・シンセを標榜するシーン自体を生むきっかけともなった重要なアルバム。実際この作品の音像は現行シーンで鳴らされても違和感が無く、クラウトロック~ジャーマン・シンセの及ぼす影響力の強大さを本作でも確認出来る。