今年4月発表の『First Two Pages Of Frankenstein』と同じセッションで制作されていたという姉妹編的な一枚。フィービー・ブリジャーズやボン・イヴェールといった盟友たちが参加し、成り立ちからして格別の目新しさがあるわけではないが、前作同様のウォームな音作りやそっと背中を押してくれるような歌心が愛おしい。バンドの存在を近くに感じさせてくれる連作になった。