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インタビュー

フォークの新潮流、その深い森にエイドリアン・レンカー(Adrianne Lenker)とディス・イズ・ザ・キット(This Is The Kit)の導きで迷いこむ。高橋健太郎 × 岡村詩野 対談

エイドリアン・レンカー『songs and instrumentals』、ディス・イズ・ザ・キット『Off Off On』

(左から)エイドリアン・レンカー、ディス・イズ・ザ・キット
Photo by Genesis Báez, Phillipe Lebruman

2019年、『U.F.O.F.』と『Two Hands』という2つの傑作によって、名実ともにUSインディーを代表するバンドになったビッグ・シーフ。そのフロントウーマンのエイドリアン・レンカーはソロ・アーティストとしても優れた作品を発表しており、このたび『songs』と『instrumentals』という2作を一度にリリースした。マサチューセッツの山小屋で録音されたという歌とアコースティック・ギターによるその音楽は、コロナ禍で混沌とした浮世から隔絶した内面世界を描き出している。

時を同じくしてリリースされたのが、ケイト・ステイブルズを中心としたバンド、ディス・イズ・ザ・キットの新作『Off Off On』だ。ナショナルのアーロン&ブライス・デスナー兄弟に愛される彼女の才能は、これまで以上に伸びやかに、ポップに花開き、フォーク・ミュージックの新たな可能性に挑んでいる。

今回は、高橋健太郎と岡村詩野という音楽評論家の2人に、エイドリアン・レンカーとディス・イズ・ザ・キットの新作を入口として、現在/現代のフォーク・ミュージックについて語ってもらった。テイラー・スウィフトの話題作『folklore』が発表された2020年、いま新しいフォークとはどんなものなのか? フォークを更新する才能とは? 2人の対話から、フォークの深い森に迷いこもう。


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