波乱続きの恋模様を歌う3部作の完結編は、自分軸で生きることを決意した主役を新旧制作陣とゲスト合わせて50組以上がサポートする。テディ・スウィムズを招いたカントリー・ポップ風の曲もあるが、軸となるのは昨年出したスロウ・ジャム“Heart Of A Woman”も含めて90年代中盤〜00年代前半のR&Bへのさりげないオマージュ。マライア・ザ・サイエンティストや21サヴェージらとの同郷共演、セイラー、ラトー、ドージャ・キャット、グロリラ、セクシー・レッドらとのシスターフッド的な共闘で現行感を出しつつ、傷を癒しに変えるようなバラードを歌うソウル・ウーマンぶりが芳しい。