新しいアンセムが出来た
――そして3曲目は野音で初披露となった、THEイナズマ戦隊さんによる“ROCKを止めるな!!”です。こちらは昨年行われた〈ライブナタリー presents GANG PARADE SAY HELLO!2MAN大阪〉きっかけでのご縁ですね。
ココ「そうですね。ホントにイナ戦さんとライヴした日のことが忘れられなくて。スタッフさんにも〈イナ戦さんに曲を書いてもらいたい~〉ってずっと言ってたんですよ。こんなに熱さを持っていて、心に沁み込むような人たちだから、そんな人たちの曲をうちらが歌ったらどうなるんだろう?って」
――皆さん発信で実現したんですね。
ココ「はい。決まった時は飛び上がるぐらい嬉しかったし、イナ戦さんの言葉を歌ってライヴできてるっていうのが、自分的には感動です。ヴォーカルの(上中)丈弥さんがレコーディングの時に〈これはメンバーがメンバーを思って歌う曲や〉みたいに言ってくれて、お客さんに向けた歌や自分自身について歌う曲はあったけど、メンバー同士を思って歌うっていう観点は意外になかったかもなって。そういう丈弥さんの言葉やイナ戦さんのライヴの熱さも思い出して、〈ギャンパレにとってめちゃめちゃ大事な歌が来たな〉ってイントロを聴いた時から思ったぐらいでした。仮歌の段階からみんなすぐ覚えて口ずさんでたぐらいキャッチーだし、この曲がいま13人のギャンパレの元に来てくれたのは本当に大きな財産だなって、歌うたびに思います」
ナルハ「もう何年も歌ってきたような気持ちになれるような歌です。初披露した時から初めてとは思えないぐらいの一体感があって、歌ってくれたり、手を上げてくれてたりして、お客さんと通じ合ってる感じもしたし、初めてだけど馴染んでるというか、熱い歌詞もギャンパレらしいし、遊び人も好きそうだなと思って。野音で披露できたのも嬉しかったですね」
ノン「ココが言ったみたいに、お客さんにもメンバーにも向けて歌う曲なので、マイカの作ってくれた振付けもメンバーと目が合うところがけっこう多くて。その時にメンバーが良い顔をしているので、目が合うと嬉しくなるし、ギャンパレの新しいアンセムが出来たんだなって思いながらライヴできています。これからもずっと歌い続けていきたいなって凄く思う歌です」
マイカ「丈弥さんに歌詞の意図を話していただいたので、手を合わせたりしてメンバー同士の関係性や支え合ってる姿を表現したかったのと、あとはメンバーで目を合わせた後にお客さんのほうを見るっていう振りが多くあるんですけど、自分たちだけでもないし、遊び人のみんなだけでもないし、一緒じゃないと成り立たないっていうのが伝わったらいいなって思って考えました」
月ノ「ライヴでも大事なタイミングでやることが多いし、GANG PARADEのめっちゃ強い武器がまた増えた感じがして、ホントに嬉しいです」
ココ「もちろん“パショギラ”も“躍動”もそうなんですけど、いろんな出会いやご縁から新しいギャンパレの音楽性を作っていただいていて、そうやって出来たシングルだなと思います」
――どれも好対照な3曲になりましたね。
ミキ「いま気付いて驚いたんですけど、3曲それぞれ違う方に作詞していただいたなかで、どの曲にも〈歌って〉と〈踊って〉っていうワードが入っていて」
ノン「凄すぎ」
メイ「ホントだ。全部にあるの凄い」
ミキ「いろんな曲を歌って、いろんなダンスをしてきたからこそ、GANG PARADEっていうグループがそんなふうに思ってもらえているのかなって。今回の3曲でもそれぞれまったく違うものを見せているし、もっともっと盛り上げていけるように、この3曲をみんなで育てていきたいです」
――はい。このシングルが出てすぐ、6月からは久々の単独ツアー〈AVANTGARDE PARADE TOUR〉が始まりますね。
ココ「ギャンパレ単独でオールスタンディングのライヴハウスツアーをするのは5年ぶりぐらいだし、13人になってからは初めてなので、半分は懐かしさも感じながら、半分は新しく作っていく気持ちです。近い距離で遊び人と熱量の高いライヴをして、みんなで思い出を作っていきたいので楽しみですね。コロナ禍以降に好きになってくれた遊び人にも、みんなで汗だくになる楽しさみたいなものを提供したいし、いろんな形のライヴをギャンパレは届けられるので。〈ホールでも楽しいし、スタンディングのライヴハウスでも楽しいよ〉って」
ミキ「〈AVANTGARDE〉と謳ってるので、いままでやっていなかったことをやっていこうって話していて。メンバー含めて毎公演のセットリストをいろんな人に考えてもらったりとか」
ユア「嬉しいことに曲が増えているから、だんだん昔の曲をできる機会がなくなっているので」
――それはおもしろい試みですね。ところで、偶然にもツアー初日の6月1日はPOPの始動日なので、ミキさんユアさんが活動10年目に入るタイミングとなります。
ミキ「あ~、そういうことか」
ユア「そうですね。9年やり終わって」
ノン「で、10年目に入るってことだ」
ユユ「めでた!」
マイカ「めでたすぎる」
ユユ「それ言ってこう」
ミキ「全然気付かなかった」
――あと、ファイナルの7月8日は、10年前に旧BiS解散の横アリでプラニメが結成発表された日でもあって……。
ミキ「そうだ」
ユア「そうじゃん」
――グループ結成10周年にあたるので、偶然なのかなと思って。
ミキ「怖っ!」
ノン「都市伝説みたいな(笑)」
――まあ、何かあると思って期待していますので(笑)。
ココ「思っていてください」
ユア「がんばります」
左から、GANG PARADEの2023年作『OUR PARADE』、同年のEP『The Night Park E.P.』(共にワーナー)、ヤママチミキが客演した月刊偶像の2024年のシングル“遊園 me”(ソニー)
THEイナズマ戦隊の2021年作『世明けのうた』(CROWN STONES)