熱狂の日々を重ねながら情熱を注いできたこの旅の終わりに11人は何を思う? ラストを飾るベストなアルバム『GANG FINALE』が到着!
プラニメとして2014年に始動し、翌2015年にPOPへ発展、そこから2016年に改名し、〈みんなの遊び場〉を掲げて精力的に活動を重ね――2026年に解散を迎えるGANG PARADE。4月からは過去最多の会場数を回る最後の全国ツアー〈GANG PARADE SO LONG TOUR〉も開始するなか、ラスト&ベストを銘打ったアルバム『GANG FINALE』が届けられました。10年以上のキャリアで生み出してきた楽曲を網羅するだけでなく、現体制になる前の楽曲はいずれも現在の11人でヴォーカルを再録し、さらには名曲の豪華なリメイクや新曲も加えた3枚組・全33曲。集大成を引っ提げて終局に臨む彼女たちに最後のインタヴューを行いました。
後悔がないように
――昨年末に解散を報告して、半年経った現在の心境はいかがでしょうか?
月ノウサギ「実感が湧いてる気持ちと、湧いてない気持ちが半々です。最後のツアーも始まったんですけど、〈やっぱりギャンパレのライヴっていいな〉って気持ちのほうが強くて、まだそこまで寂しさに呑み込まれてはいなくて。ツアーが進んでいくにつれて、寂しい気持ちももっと出てくるのかなと思いつつ、実感し切ってないみたいな、半々の気持ちです。でも、自分もメンバーも最後までの時間を絶対に後悔ないように噛み締めようっていう気持ちをめちゃくちゃ持ってるし、遊び人(GANG PARDEファンの総称)も持ってくれてるんだなって凄く感じていて。最後って付くのは寂しいことだけど、一緒にその時を噛み締めて進んでいけるのも奇跡的なことだなって思います」
――よく考えると、単独ツアーも久々ですし、ワンマン自体が久しぶりになるんですもんね。
月ノ「そうなんですよ。それこそ昨年末の〈THANK YOU, PARADE〉ぶりになるので、いまはワンマンがシンプルにめっちゃ楽しいです。ここから全国を回っていくなかで、やっぱり地方になればなるほど、そこが最後になる人もどんどん増えてくると思うから、ホントに大事にしていきたいなって思ってます」
キラ・メイ「こんなに長いツアーでたくさんの会場を回るのも初めてなので、ツアーの終わりを迎える頃にどういう気持ちになってるかは全然想像がつかないところではあるんですけど。こういう〈たくさんある〉と思ってることって、だいたいあっという間に終わっちゃうので、〈いっぱいあるな〉〈いろんなとこ行けるな〉とかじゃなくて、もちろんお客さんによってはその1回限りの機会だったりすることもあるので、そういうことは絶対忘れないで、常に一回一回のライヴが誰かにとっては最初、誰かにとっては最後かもしれないって思いながら、ツアーを回っていきたいです」
ユイ・ガ・ドクソン「解散のことを思うと寂しくなるから、コンディションによっては素直に向き合えなかったり、あえて目を向けないようにしていた時期があったんですけど、向き合うからこそ大事にできるものがあるなって、ツアーが始まってみて実感しました。フロアで遊び人が笑ったり泣いたりしてる姿を見ると、自分もちゃんと向き合わなければただ楽しいだけで過ぎ去っちゃう気がして。〈楽しかった〜、この1年〉じゃなくて、もう〈この人生でいちばん楽しかったな〉っていう期間にしたいし、遊び人の人生もそうしたい。解散してからのことはまだ想像するのが難しいんですけど、ツアーを心に残るものにしたいと思っています」
――ツアーでは新旧の曲を織り交ぜていますし、リリイベも〈GANG PARADE ARCHIVES〉と銘打って各時代の曲を披露されていますね。
キャン・GP・マイカ「そうですね。メンバーによっては初めてやる曲もあったりして、ギャンパレの曲の幅広さを再認識しますし、特典会で〈この頃に好きになったんだよね〉って当時のチェキやフライヤーを持ってきてくれたり、〈あの時代から好きでよかった〉って言ってくれる人も多くて、やっぱりジ〜ンとくることもありましたね。それでも、もう一生やらないかもしれない曲が多すぎて、〈ARCHIVES〉はメンバーでセットリストを決めてるんですけど、だいたい5曲ぐらいの枠を決めるのもけっこうバトルで。落選した曲はインスタライヴとかでやろうかって言ってたり(笑)」
――普通に考えると、今回のアルバム曲で回せば苦労もないのに、そういうサービス精神は皆さんらしいですね(笑)。
月ノ「そう言ってもらえるだけで救われます、本当に(笑)」
マイカ「スケジュール的にも大変なんですけど、眠っていた曲を1曲でも多く、解散までにこの11人で届けたいなっていう気持ちが強くて。〈現実的に無理じゃない?〉みたいな時もあるんですけど、やっぱり〈めっちゃ喜んでくれてたし、がんばろう〉みたいな感じでやってます」
ユメノユア「昔からの遊び人たちが喜んでくれてる姿を見れて嬉しいのと、最近知ってくれて〈聴いたことないけど、良い曲だね〉って言ってくれる方もいるので、新たにGANG PARADEの歴史にそうやって触れてもらえるのは良い機会だなと思っています」
