鬼怒無月がニューアルバム『フォーヴィスム』を2024年7月11日(木)にリリースする。

平野暁臣がファウンダー&プロデューサーである日本のジャズの新たなプラットフォーム、Days of Delight。同レーベルが、鬼怒無月(読み:きどなつき)の新作『フォーヴィスム』を発表する。

『フォーヴィスム』は、多彩なフィールドで独自の音楽表現を切りひらく異能のギタリスト・鬼怒無月がアコースティックギター1本で挑んだ即興演奏の記録だ。その独特の世界は、シャープであるのに美しく、スリリングであるのに芳醇で、独特の匂いと世界観に満ちているという。即興ゆえにダイナミックに移り変わっていく音の情景を楽しめるアルバムだそうだ。なお本作は、岡本太郎のアトリエで収録されている。

Days of DelightのYouTubeチャンネルでは、アルバムのトレーラー動画が公開されている。

平野のコメントは次のとおり。

ひとり即興で弾きつづけているのに、どこまでいっても破綻がないし、一瞬たりとも緊張が緩まない。そばで見ていたぼくは、彼の尽きることのないアイデアと強靭な集中力に驚愕しました。もうひとつ驚いたのは、聴き手のぼくもまた、飽きることなく彼の音楽に没入しつづけたこと。ギター1本の即興演奏で長時間にわたってリスナーの集中力をキープするのは並大抵ではありません。

 


RELEASE INFORMATION

鬼怒無月 『フォーヴィスム』 Days of Delight(2024)

リリース日:2024年7月11日(木)
品番:DOD-045
価格:2,750円(税込)

TRACKLIST
組曲「Fauvisme」
part I / part II / part III / part IV / part V / part VI / part VII / part VIII

(2024年3月26日 東京・岡本太郎記念館にて収録)

■演奏者
鬼怒無月 acoustic guitar

 


PROFILE: 鬼怒無月
高校から音楽活動をはじめ、1990年にリーダーバンド〈Bondage Fruit〉を結成。〈Scandinavian Progressive Rock Festival〉(スウェーデン/1998年)、〈Prog Fest ’99〉(サンフランシスコ/1999年)に招かれるなど、海外でも高い評価を受ける。このほか独自の視点でタンゴを再解釈する〈Salle Gaveau〉、現代的なアプローチでロックに切り込む〈Coil〉など、数々のユニットを舞台に音楽表現の新たな可能性を追求している。プログレッシブロックを出自に唯一無二の表現世界を進化させ続ける鬼才ギタリスト。

 

■Days of Delight
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC7MpSLaYNmXaeb_XlUjJTrw/videos
オフィシャルサイト:https://daysofdelight-music.amebaownd.com/