『AFTER 5 CLASH』を思わせるジャケの印象は当たらずとも遠からず。みずから〈最後のリスタート〉と位置付ける〈Contemporary Urban Music〉シリーズの第1弾となった新作は、近年の演劇的な志向から都会的なスタイルへと揺り戻した軽やかな一枚に。もちろん過去の再現に終わらせない円熟味も光り、ラストの“君にあげる”の優しい眼差しは現在の彼を物語るものだろう。