ザ・フォーク・クルセダーズ“帰ってきたヨッパライ”“あの素晴らしい愛をもう一度”、サディスティック・ミカ・バンド“タイムマシンにお願い”、竹内まりや“不思議なピーチパイ”、そして自身のヨーロッパ三部作など、数々の名曲、名作を世に送り出した才人トノバンこと加藤和彦。そのドキュメンタリー映画も公開されるなど世間が注目する中、本書は1993年に膨大な時間をかけて行われたインタビューをまとめた2013年刊の「エゴ 加藤和彦、加藤和彦を語る」の加筆、再構成版。インタヴューと文は前田祥丈。生い立ちから自身の音楽観や人生観、裏エピソードも色々交えた奥深い貴重な話が伺える。