それぞれの成長の軌跡
さらに、既存の12曲は現行メンバーで新録しているのも嬉しいところ。彼女たちのこの10年での成長の軌跡を感じることができる。
くるみ「“①②③④⑤⑥”は、最初の2020年にレコーディングしたとき、ラスサビの転調するところの音が高くて歌えなかったんです。でも、ライヴでたくさん向き合うなかで歌えるようになって、今回の再録でも余裕で歌うことができました!」
楓「“minnadeiko”は、初めてライヴでハモリのパートをいただいた曲で、いまではそのくるみちゃんと一緒に歌うパートが大好きと伝えてくださるファンの方がたくさんいるんです。このパートをもらえたことで成長できた思い出の一曲です」
侑芽「私は“OMONPAKARU”を歌った当時まだ中学生で、その声が幼くて佐藤さんからすごくいじられた思い出があって。今回やっと再レコーディングで、その声を塗り替えることができて良かったです(笑)」
瞳「“あなたにANTHEM”と“ココロカラ” “OMONPAKARU”“EMOTIONAL”“Fever”の5曲は、私がデビアンに加入する前からあった曲なので、今回、自分の声でファンのみんなにお届けできるのが嬉しいです」
あいり「“EMOTIONAL”は私が加入して初めてのシングルだったんですけど、その時の私は歌が下手でソロの歌割りをもらえなくて。それからの7年間、ずっと〈歌が上手くなりたい〉という思いでライヴをしてきたので、今回録り直しができて嬉しかったです」
本ベスト盤と12月27日のワンマンは、きっと彼女たちの〈奇跡の軌跡〉を証明するものになるはずだ。そして夜明けの先には新しいキセキが待っていることを信じて、いまは目の前の青春に全力で向き合う彼女たちを応援したい。
左から、Devil ANTHEM.の写真集「Devil ANTHEM. ICHIKA 結成10周年記念公式写真集」(主婦の友社)、竹越くるみをフィーチャーした月刊偶像の2024年のシングル“産声”(ソニー)