エミリー・アームストロングを共同ヴォーカルに、コリン・ブリテンをドラマーに迎えた新作がいよいよ降臨。そうでなくても作風を毎回変えてきたリンキン・パークだが、ここまでの逆転の発想は初めてなわけで、全編に新たなケミストリーが宿りまくりだ。復活を告げた“The Emptiness Machine”をはじめ、前とは明快に違うのに彼らだとわかるのはマイク・シノダの曲とエミリーの歌の相性が良いからでもある。タイトなプロダクションの軽やかさも全体的なリフレッシュ感を強調するもので、モダンなラウド勢を中心に幅広い仕事で実績のあるコリンが制作面の参謀になった成果も明白だ。まずは爆音でどうぞ!