グソクムズの中島雄士と共に作ったチルソング“余韻”
――次が、先ほど話に出た“余韻”ですね。“触れる唇”のアンサーソングの意味合いもあったということですけど。
「“触れる唇”は、夏が始まる時の恋の歌で、秋になって、それがうまくいかなかったんだな……というイメージですね。歌詞は本当に報われない感じだけど、ちょっと夢の中みたいな、余韻が長いサウンドにしてみました。
この曲は、グソクムズというバンドの中島(雄士)さんと一緒に作ったんですけど、そもそもグソクムズの曲には哀愁や懐かしい空気感があることと、作曲家じゃないバンドの人に頼んでみたらどうなるだろう?ということから、話が始まりました。
これまでもXinUとして、チルというテーマはあったんですけど、今まで以上にテンポも落ちているし、ライブでダンサブルなコーナーの合間にこの曲があったら、気持ちよく休憩できそうだし、すごくいいなと思いながら作っていました」
――そこはかとなく、トロピカルなムードが素敵です。まさに夏の余韻のような。
「早くみなさんに聴いてほしいですね。寒くなりきる前に(笑)」
パーティーサウンドで実らない恋を描く“バースデーナイト”
――そしてEPのラストを飾るのが“バースデーナイト”。この、あっけらかんとポップで明るいシンプルなビートは、新機軸じゃないですか。
「EPのための制作をほぼやりきった後、〈もう1曲、ボーナストラックみたいな曲で楽しもうよ〉というモードで作ったので、すごくシンプルになりました。
パーティーというキーワードが最初にあったんですけど、私の中では、高校と大学生の時にハマっていた『ハイスクール・ミュージカル』というアメリカの高校生たちのドラマに出てくる、卒業プロムパーティーみたいな映像がぴったりだなと思ったので、勝手な妄想をしながらストーリーを作ってみました」
――主人公は、パーティーに参加できない寂しい男の子。
「そう(笑)。めっちゃパーティー楽しい!というサウンドだけど、歌詞はそうじゃないほうが良かったんですよ。男の子の、実らなかった恋の話だけど、そんなに落ち込まず、ちょっとクスッと笑える感じ」
――オレって駄目だなー、みたいな。自分で自分を笑っている感じはしますよね。
「ボーナストラックのつもりで、楽しんでやったという感じです。歌はファーストテイクじゃなかったと思うんですけど、このビートについてこうと思って、一生懸命歌ったら、〈なんか合わないな〉と。もっと力を抜いて歌おうと思って、それでうまくいきました。
今回のEPは全体的に、“余韻”も“Day 6”もそうですけど、力を抜いて歌ったらうまくいったし、〈力を抜いて、自分が持ちうる一番いい声で歌う〉というのが、ライブでも課題だったりするので、それを録音として残せたのは良かったなと思います」
――という、全6曲。EPとは思えない充実感ですよ。
「話していて思いましたけど、一個一個が盛りだくさんですね」
――ライブで聴けるのを、楽しみにしています。
ココカラXinUの第2章が始まる
――リリースライブは、2026年1月13日に東京・恵比寿LIQUIDROOM、2月13日に大阪・心斎橋MusicClub JANUS。どんなものを見せたいですか。
「東京のLIQUIDROOMはデビューからの目標で、〈Road to LIQUIDROOM〉というテーマを掲げて、3年間かけて実現したんですけど(2024年12月26日)、今回のEPが新しいスタートという意味もあるので、ここから第2章が始まっていくんだということをみんなに感じてもらえる日にしたいです。
そして大阪は初めてのワンマンなので、ちょっとドキドキです。東京と同じように、いつも通りにできたらいいなと思います」
――初めてライブを見る人も、きっといますよね。
「来てほしいですね。EPを聴いて、音源もいいけど、ライブのほうがいいと思ってもらえるようになれば」
――あ、そのほうがいいですか。
「もちろん、〈どっちもいい〉がいいですけど、〈ライブに行ったけど、ちょっと……〉というのは絶対イヤだから(笑)。〈ライブがこんなにいいんだ〉と思ってもらえるように頑張る、という感じですね」
――ライブのXinUさんの歌は、確かに、音源の数倍パワフルに聴こえるので、ぜひ現場で確かめてほしいです。そして、ここからXinUの第2章が始まると。
「そうですね。リリースライブを東京と大阪でやって、実はその先に待ち構えているものがあるんですけど、言いたいけどまだ言えない(笑)。先のことはあまり考えず、まずは目の前にあることを全力でやりきるという、私の頑張り方はそれしかないので、これからもそうやっていこうと思います」
RELEASE INFORMATION
■CD
リリース日:2025年11月12日(水)
品番:KICS-4234
価格:3,000円(税込)
紙ジャケット仕様
配信リンク:https://xinu.lnk.to/EP04TW
TRACKLIST
1. Monday to Friday
2. Timing (feat. Aile The Shota)
3. Day 6
4. Refrain
5. 余韻
6. バースデーナイト
LIVE INFORMATION
XinU EP #04 Release Live - NEXT COLLECTIVE

2026年1月13日(火)東京・恵比寿 LIQUIDROOM
開場/開演:18:00/19:00
2026年2月13日(金)大阪・心斎橋 Music Club JANUS
開場/開演:18:30/19:00
公演に関するお問い合わせ:LIVE FORWARD https://secure.yoshimoto.co.jp/liveforward/
INSTORE LIVE
2025年11月12日(水)タワーレコード渋谷店 6F TOWER VINYL SHIBUYA
開演:19:00
2025年11月13日(木)タワーレコード新宿店 9F イベントスペース
開演:19:00
2025年11月15日(土)タワーレコード池袋店
開演:19:00
2025年11月23日(日)タワーレコード梅田NU茶屋町店 店内イベントスペース
開演:19:00
ほか
PROFILE: XinU
ミュージックコレクティブ〈XinU〉(シンユウ)。あなた〈U〉にクロス〈X〉するをキーワードに、今Tokyoで鳴っているサウンドと自然体でありながらも芯をついた日本語詞で〈今〉を切り取っていく。R&B、ジャズ、ヒップホップ、フォークロアを飲み込む新たなサウンドとf分の1のゆらぎを持つと言われる透明感がありながらもスモーキーな歌声でボーダレスに音楽の未来を切り開いていく。2021年に“ココカラ”でデビュー。 2枚のEPリリースを経て、2023年5月31日に1stフルアルバム『XinU』をリリース。同作はプロデューサーにサウスロンドンの先鋭edblやOvallのドラマーやプロデューサーとしても活躍するmabanuaらを迎えて制作された。アルバムのリード曲“いつのまにか”は全国13のラジオ局でパワープレイを獲得し、J-WAVEやFM NORTH WAVEではチャート上位にランクイン。同年6月に代官山UNIT、11月に渋谷WWWでのワンマン公演がソールドアウトとなり、ライブパフォーマンスにも注目が集まった。2024年12月20日より初の恵比寿LIQUIDROOM公演を含む福岡・東京・台北の3都市で2ndアルバム『A.O.R - Adult Oriented Romance』リリース記念ワンマンライブを開催。2025年1月5日に台北Breeze MEGA Studioでフルバンドでの単独ライブを実現させている。また3月14日に初となるビルボードライブ横浜公演〈XinU “From One to Collective” at Billboard Live〉を開催、〈Collective Stage〉はソールドアウトとなった。2025年4月よりキングレコード/HEROIC LINEとメジャー契約。7月16日にメジャーデビュー作となる“Monday to Friday”をリリース。さらに9月24日にBMSG所属のAile The Shotaをフィーチャーした“Timing (feat. Aile The Shota)”をメジャー第2弾作品として発表。そして11月12日に4作目となるEPの発売も決定しており、今後ますます活動の幅を広げていく。
Official Site:https://www.xinu.tokyo/
X:https://x.com/XinU_XinU_XinU
Instagram:https://www.instagram.com/xinu_xinu_xinu/
YouTube:https://www.youtube.com/@xinu1300/
TikTok:https://www.tiktok.com/@xinu_xinu_xinu
