近年はブルースやリズム&ブルース方面へのルーツ探求が続いていたボズですが、この7年ぶりのニュー・アルバムは17年ぶりとなるジャズ・アルバム。スモーキーな歌声を燻らせて自身が影響を受けてきたスタンダードを洗練された洒脱なアレンジと共に歌っています。69年のデビュー作で発表した“I’ll Be Long Gone”のセルフ・カヴァーも円熟味たっぷりで粋に披露。