ドット絵の墓場
――〈ありのままの世界に/今日も雨は降るが/いずれ晴れるでしょう〉という最後のラインは、誰の人生にも当てはまりますもんね。Ichikaくんはこの曲をどう受け止めましたか?
Ichika「僕はそもそもぼくりりを通ってなかったんですよ。なので、この曲を作るとなったときに、なんとなくこういうことがしたいんだろう、みたいなことはわかりつつも、ササマリほどの解像度はなくて。ギターに関しては、墓場をイメージして作りました」
――〈墓前の花に あなたを想う〉という歌詞もありますしね。
Ichika「歌詞を読んだときは、これは家族のことであり、ここ2人(Ichikaとササノ)のことともリンクしてるのかなと思って、それは普通に嬉しくなりました」
――〈横を見れば二人がいて 今はなんか怖くないな〉って、僕は完全にDiosのことだと思ったけど、奥さんと子供とも受け取れるのか。
Ichika「僕はまずそっちを考えて、でもよく考えたらバンドの意味かって」
たなか「俺はどっちかっていうとバンドのイメージ。家族の話は頭のほうでしてるから。まあ、いいダブルミーニングということで(笑)。
ただやっぱりこうやって自分の人生を物語化して他者に提示することへの葛藤とか忌避感みたいなものは結構ありますね。なので、これからもこういうことをやっていくのかというと、そんなことはないと思う。でもありがたいです。画家で、初期・中期・後期みたいな、画風が変わっていくパターンがあるじゃないですか。あの感じがちょっとずつ、もう10年もやってると出てくるっていうのは、結構面白いなと思う」
――ササノくんが昔を意識してサウンドメイクをしたという話があったけど、じゃあ当時と全く同じかというと、そうではなくて、やっぱり変化がありますしね。
ササノ「今はIchikaもいるしね。僕があのとき作った“曙光”っていう曲が葬式を行うことに対しての手向の花束だったとしたら、今回は線香って言ったらいいのかな」
Ichika「ギターを入れるときは、ドット絵の墓場みたいなイメージ。重厚な墓じゃなくて、チープなイメージで、エフェクトはそういう感じ」
ササノ「お寺での法要というか、親戚が集まって……」
たなか「まあ、俺はそこまでガチじゃなく捉えてほしい気持ちもあって」
Ichika「俺はそうかなと思った」
ササノ「俺はちょっと厄介入ってるんで(笑)」
たなか「自分にとってぼくりりというのは別にタブーでもないし、もっとうまくやれたなと思うことはあるけど、それ以上でも以下でもないというか。自分の人生の通過点の1つで、いろいろご迷惑をおかけしたみなさんいらっしゃると思いますが、それもまあ、そういう意図だったというところもありますし、そうじゃなかったところもありますし……今はこんな感じです、ぐらいかな」
――〈ごめんね、反省あれども後悔はないんだ〉ともありますね。
たなか「という感じで、今は楽しくやれていて、ありがたい限りです」
RELEASE INFORMATION
■完全生産限定盤


リリース日:2025年10月29日(水)
品番:DDDR-1009
価格:6,600円(税込)
■通常盤
リリース日:2025年10月29日(水)
品番:DDDR-1010
価格:3,300円(税込)
TRACKLIST
1. B.U.G.
2. ジレンマ
3. 花霞
4. 醜形の女神
5. One Night Cruising
6. 周回遅れ
7. 喪失のワルツ
8. 陽炎
9. Seein’ Your Ghost
LIVE INFORMATION
Dios Tour 2025 / Dance With Your Ghost

2025年11月16日(日)北海道・札幌 PENNY LANE 24
2025年11月26日(水)福岡 DRUM LOGOS
2025年11月28日(金)大阪 GORILLA HALL OSAKA
2025年12月02日(火)愛知・名古屋 DIAMOND HALL
2025年12月09日(火)東京・お台場 Zepp DiverCity (TOKYO)
■金額
スタンディング:6,000円(ドリンク代別)
指定席:6,800円(ドリンク代別) ※東京公演のみ
PROFILE: Dios
たなか(前職・ぼくのりりっくのぼうよみ)、YouTube登録者数270万人超えの今最も注目すべき世界的ギタリスト・Ichika Nito、ボカロやオンラインゲーム界隈ともリンクしぼくりり過去作も手掛けたトラックメイカー/シンガーソングライター・ササノマリイが新たに結成したバンド。2022年6月に1stアルバム『CASTLE』をリリースして以降、全国5大都市を巡る1stツアーを各地ソールドアウトで終え、2023年3月にはベーシストとパーカッショニストを加えた編成でBillboard Liveツアーを完遂。2023年9月に2ndアルバム『&疾走』をリリース。2023年10月に全国ツアーを満員で終え、2024年1月に各メンバーにフォーカスを当てた楽曲シリーズ〈VS〉のリリースやヴァーチャルシンガー・花譜を客演に迎え既存曲を拡張するなどDiosだからこそ挑める制作を続けている。2025年2月に対バンツアー〈脱構築β with〉にて和ぬか、なとり、PEDRO、Reol、礼賛といった面々を迎えし、大盛況でツアーを終えた。バンド名は、たなかの好きな漫画「ジョジョの奇妙な冒険 Part 7 スティール・ボール・ラン」の登場人物・Dioとギリシャ神話における陶酔や酩酊を司る神・ディオニュソスに掛けて名付けられている。
PROFILE: たなか
1998年生まれ。前職はぼくのりりっくのぼうよみ。ぼくりりを辞職した現在はたなかとして歌手活動のほか、楽曲制作・提供やフィーチャリングで他アーティストの楽曲への参加を行なっている。音楽以外にも文筆業やボルダリングなど様々なジャンルに取り組み活動中。また、やきいも屋を営み、わずか2ヶ月でやきいもを1.5トン売るなどの成果を残し、やきいも界でも注目を集める。
X:@aaaaaatanaka
Instagram:@aaaaaa_tanaka
PROFILE: Ichika Nito
イギリスのギター雑誌「Total Guitar」の読者が選ぶ〈史上最高のギタリスト100選〉で〈現在最高のギタリスト〉として8位にランクイン。2018年からゲスの極み乙女の川谷絵音らとインストバンド・ichikoroでも活動している。ドリーム・シアターのジョン・ペトルーシやザ・フーのピート・タウンゼントといった著名なギタリストはもちろん、ゼッドやマーティン・ギャリックス、ホールジーやXXXテンタシオンなどの楽曲をプロデュースしているJohn Cunninghamといった別ジャンルの世界的アーティストたちからも厚い支持を受けている。Ichikaの研ぎ澄まされた感性と唯一無二のギタースタイルとトーン、テクニックには海外からも楽曲提供や楽曲参加のラブコールが絶えない。またInstagramのフォロワー数はギタリストというカテゴリーにもかかわらず120万人以上、そして去年から始めたYouTubeは現在登録者数が270万人超えとワールドワイドな注目の高さが窺える、今日本で際立っている知っておくべきギタリスト。
X:@ichika_mo
Instagram:@ichika_mo
PROFILE: ササノマリイ
エレクトロニカやクラブミュージックに深い影響を受けつつ、ボカロやオンラインゲーム界隈ともリンクするビートメイカー/コンポーザー/シンガー。耳に残るメロディラインと融合された深度のあるサウンドデザインが特徴的で、自作のみならず他アーティストへの楽曲提供や楽曲制作、プロデューサーとしても活動している。また過去の映像作品が動画サイト・Vimeoのスタッフピックに選ばれ、アヌシー国際アニメーション映画祭2016の委託作品部門(フランス)、Anifilm(チェコ)、Golden Kuker-Sofia(ブルガリア)など数々の映像、アニメーションフェスティバルで入賞するなど音楽のみならずアート方面での注目度も高い。
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■Dios公式SNS
YouTube Channel:https://www.youtube.com/c/Dios_band
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