ヒプノシスマイク
個性と個性のせめぎ合い! 2度目のバトル・シーズンを熱く盛り上げる2作品が続々登場!!

Bad Ass Temple, 麻天狼 『Bad Ass Temple vs 麻天狼』 EVIL LINE(2021)

 約2年ぶりのトーナメントを開催中の〈ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-〉よりバトルCDが続々到着。まずバトル初参戦のBad Ass Templeが前回覇者の麻天狼とぶつかる『Bad Ass Temple VS 麻天狼』は、トランペットが哀愁を振りまくタイマン曲“Light & Shadow”もさることながら、池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)の幻惑トラックで新境地を拓く前者、GADORO × DJ KRUSHという強烈な布陣を迎えてシンジュク迷宮に誘う後者と、各ディビジョン曲を含めシネマティックなラップ世界が広がるディープな一枚に。

Fling Posse, MAD TRIGGER CREW 『Fling Posse vs MAD TRIGGER CREW』 EVIL LINE(2021)

 一方の『Fling Posse VS MAD TRIGGER CREW』は、オルガンネタのブレイクビーツが熱いTeddyLoid製のバトル曲“Reason to FIGHT”を皮切りに、90sレイヴ感が絶妙にナウいFling Posse曲(たなか × ケンカイヨシが提供)、ICE BAHNのペンによるガチガチのライミングが硬派なキャラに馴染むMAD TRIGGER CREW曲を収めた充実作。キャスト陣のラップもいまや堂に入りすぎ!