
多摩川に浮かんで
ジェームズ「ジャケットがすごく好きだけど、誰が書いたの?」
マーティ「韓国のミンチャイ・リーという人。Gimbab Recordsという韓国のレコード屋で働いていて、グラフィックデザインをやってる」
ermhoi「〈Asian Pop Festival〉のデザインをやっている方で、たまたま知り合ってめっちゃ仲よくなったんです。
ちなみに、このアルバムで翔太くんが弾いたピアノは、私が幼少期に練習していたピアノをチューニングして弾いてもらったんです。こんなにいい音が出るんだってびっくりしました」
マーティ「いや~、面白いね。アコースティックベースギターとアップライトピアノとドラムって」
――アップライトピアノなんですね。そうは思えない響きでした。
マーティ「アップライトっぽくない音だよね」
ermhoi「重厚感があるよね」
マーティ「ちなみにすごくオタクな話だけど、僕のベースはアメリカのタコマというメーカーが作ったもので、その会社はピアノのカワイ傘下だったんだよね。で、そこを2000年代にフェンダーが買って、タコマは終わった。翔太が弾いたピアノはディアパソンというメーカーのものなんだけど、それもカワイの子会社。だから、カワイのエンドースメントが来ないかな(笑)? すみません、オタクの話で」
――ジェームズさんのアルバムのジャケットはKana Tarumiさんが撮影したもので、めちゃくちゃいい写真ですね。
ジェームズ「多摩川の橋の上から撮りました」
――海かと思いました。ジェームズさんは多摩川に浮かんでいるんですね。
ジェームズ「うん。気持ちよかった。意外と汚くなかった(笑)」
マーティ「このジャケット、最高だよ」
――〈ENDLESS SUMMER〉と書かれたTシャツを含め、素晴らしいです。本日はありがとうございました。
RELEASE INFORMATION

リリース日:2025年12月3日(水)
品番:APLS2508
価格:3,300円(税込)
TRACKLIST
1. Chibi/Plastic Drastic
2. Learn While You Sleep
3. Ochanomizu
4. Gyoumu
5. Happy Sad
6. Mountain Song
7. Mission Marty
8. Toshimaen
9. The World Wasn’t Meant For Me
10. Fish Ladder
11. Dreamland
■Musicians
James Macaulay(trombone, vocal, piano)
ermhoi(vocal, backing vocals)
栗林すみれ(piano, backing vocals)
Marty Holoubek(bass)
石若駿(drums)
Taikimen(percussions)
井上銘(guitar)
中島朱葉(alto saxophone)
西口明宏(tenor saxophone, soprano saxophone)
Ben Harrison(trumpet, vocal, backing vocals)

リリース日:2025年12月10日(水)
品番:APLS2509
価格:3,300円(税込)
TRACKLIST
1. Alas I Hear No Giant (feat. Shun Ishiwaka & Shota Watanabe)
2. Islyn (feat. Shun Ishiwaka & Shota Watanabe)
3. Kakegae no Naikoto (feat. Shun Ishiwaka & Shota Watanabe)
4. My Legs Are Killing Me, but It Hurts So Good (feat. Shun Ishiwaka & Shota Watanabe)
5. Oboeteru?! (feat. Shun Ishiwaka & Shota Watanabe)
6. I Hope Itʼs Not Raining in Bologna (feat. Shun Ishiwaka & Shota Watanabe)
7. The Things We Carry (feat. Shun Ishiwaka & Shota Watanabe)
■Mermbers
Marty Holoubek(bass)
石若駿(drums)
渡辺翔太(piano / synthsizer)
PROFILE: JAMES MACAULAY
ジェームズ・マコーレイは、オーストラリア・メルボルン出身のトロンボーン奏者、作曲家。世界クラスの演奏テクニックと唯一無二のスタイルで2017年、オーストラリアのワンガラッタで開催された国際ジャズコンペティションで最優秀賞を獲得し、2019年にベルリン・ジャズ・フェスティバルで伝説的サックス奏者アンソニー・ブラクストンのプロジェクト、ソニック・ジノームに参加。母国オーストラリア、日本、ヨーロッパ、アメリカなど世界各国で活動。2015年にザ・ラガフォーンズで初来日。その後、ツアーでたびたび日本を訪れ、2024年から本格的に拠点を東京に移し、The Ancient Highballs、飛車角カルテット、Trombone Quintetなどさまざまなバンドを主宰しながら精力的な活動を展開。それらのバンドで演奏する楽曲はすべてジェームズによる楽曲またはアレンジである。カウンターポイントを好み、すべてのパートが埋もれることなく表出する群像劇的な創作が特徴。
PROFILE: MARTY HOLOUBEK
南オーストラリアのアデレード出身のマーティ・ホロベックは、現在東京を拠点にするミュージシャン。幼少期から音楽への情熱を抱き、10代でベースを始め、まもなく優れたミュージシャンとして評判を得た。21歳で活気ある都市メルボルンに移住し、その芸術性が開花し始めた。メルボルン時代にはアラン・ブラウン、ポール・グラボウスキー、スコット・ティンクラー、ジェームズ・モリソン、ジェームズ・バウワーズ、クリオ・レナー、セックス・オン・トーストなどのアーティストと共演を重ねた。2018年8月、新たな音楽の探求を深めるために、東京への移住を決断。この賑やかな大都市に広がる豊かな文化的背景とダイナミックな音楽シーンは、彼の創造性がさらに発展する理想的な環境となった。東京に到着して以来、マーティは日本の音楽シーンで急速に注目され、日野皓正、森山直太朗、上原ひろみ、ジム・オルーク、石橋英子、ermhoi、崎山蒼志、HIMI、a子、角銅真実、石若駿、岡田拓郎、Answer to Rememberなどの著名なアーティストと共演。多様な影響が組み合わさり、独自かつ魅力的なサウンドを生み出す機会に恵まれた。アデレードで生まれ、メルボルンの音楽シーンで育ち、現在は東京のクリエイティブな土壌にしっかりと根付いたマーティ・ホロベックの音楽は世界中の観客を魅了している。
PROFILE: ermhoi
日本とアイルランド双方にルーツを持ち、ジャンルを縦横無尽に行き交うプロデューサー/シンガー。近年はソロのほかにもBlack Boboiのメンバーとしての活動や石橋英子のサポートをしている。1stアルバム『Junior Refugee』を2015年にSalvaged Tapesからリリース。その活動は映画やテレビCM、美術展への楽曲提供とリミックス、さらにボーカルやシンセサイザー、コーラスのサポートなど多岐にわたる。これまで石若駿(Answer to Remember、CRCK/LCKS、SMTK)や常田大希(King Gnu、millennium parade)、江崎文武(WONK)ら日本を代表する同世代の音楽家たちと共作するだけでなく、石橋英子やジム・オルーク、Phew、コデインといった世界的に著名な音楽家たちとも共演。さらにMONDO GROSSOや東京塩麹、セン・モリモト、Maika Loubtéの作品に客演として抜擢されるなど国内外で活躍するアーティストたちと交流を重ねてきた。2018年に小林うてな、ジュリア・ショートリードとともにBlack Boboiを結成し、〈FUJI ROCK FESTIVAL ’19〉や2023年の〈MUTEK.JP〉に出演。2024年にベルリンと東京の交換レジデンシープログラムに参加。初めて国外での演奏を成功させる。 2025年にヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展の日本館の音楽を担当。ermhoiのバンド編成プロジェクトermhoi with the Attention Pleaseでは主なメンバーに小林うてな、石若駿、マーティ・ホロベック、Taikimenを迎え、エレクトロで作られた音楽を生楽器で再構築している。現在この編成でレコーディングされたシングル“Later”が配信リリースされている。