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デヴィッド・ブライアントがアルバム『COAT OF ARMS』を2024年1月15日(月)にリリースする。
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平野暁臣がファウンダー&プロデューサーである、日本ジャズの新たなプラットフォーム、Days of Delight。同レーベルが、日本のジャズシーンでいま最も注目を集める米ニューヨークのブルックリン出身のピアニスト、デヴィッド・ブライアントの新作『COAT OF ARMS』を発表する。
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本作は、マーティ・ホロベック(ベース)、石若駿(ドラムス)とのリーダートリオのメンバーにermhoi(ボーカル)と井上銘(ギター)を加えたスぺシャル編成のプロジェクトである。デヴィッド・ブライアントによる初のスタジオ録音作品で、本邦が誇るトッププレイヤーたちが世界最先端のジャズを繰り広げるアルバムになっているという。
Days of DelightのYouTubeチャンネルでは、本作のトレーラー動画が公開された。
平野からのコメントは次のとおり。
『COAT OF ARMS』(=紋章)というタイトルが暗示するとおり、この作品はDavidの表現世界=“David’s World”へのゲートウェイであり、David Bryantという音楽家の音楽的紋章=アイデンティティの結晶です。ここに記録されているのは世界にひとつの「David Bryantの音楽」なのです。
世界的に注目されるピアニストの最初のスタジオアルバムであり、日本の凄腕たちとの競演を聴かせる『COAT OF ARMS』。来年のリリースが待ち遠しい。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2024年1月15日(月)
品番:DOD-041
価格:2,750円(税込)
TRACKLIST
1. Coat of Arms
2. Reliquiae
3. Imbue
4. Morning Sunrise
5. Proliferation
6. Concatenation
7. Mesba’s Mind
8. Immaculation
9. Aberration
10. Ultimation
(2023年4月9~10日 東京録音)
■演奏者
David Bryant piano
Marty Holoubek bass
石若駿 drums
井上銘 guitar (#1, 3, 5, 7)
ermhoi vocal (#3, 5)
PROFILE: DAVID BRYANT
ニューヨーク・ブルックリン生まれ。いま世界のジャズシーンで注目を集めるピアニスト/コンポーザー/マルチインストゥルメンタリスト。4歳でピアノを始め、数年後にはクラシックピアニストとしてその名を知られる存在になる。名門ラ・ガーディア高校に進んでジャズに出会うと、まもなくオール・シティ・ジャズ・バンドのメンバーに抜擢された。リンカーンセンターでのエリントン・コンペティションで優秀ソリスト賞を獲得するなどめざましい活躍を見せるようになり、ボストンのニューイングランド・コンサバトリー大学時代には一躍〈新スターの誕生〉という評価を受ける。2005年にニューヨークに移るとロイ・ヘインズ、クリスチャン・マクブライド、ヘンリー・スレッギル、エイブラハム・バートン、ウィントン・マルサルスら錚々たるミュージシャンと共演し、スティーヴ・コールマン、マーカス・ストリックランド、スティーブ・デイヴィスなどのレコーディングに参加するなどめざましい足跡を残す。活動拠点を日本に移してからは一級プレイヤーからひっぱりだこのファーストコールとしてギグを飛び回るかたわらでマーティ・ホロベック(ベース)、石若駿(ドラムス)とのピアノトリオ〈TRISMIC〉をはじめ、多彩なリーダーバンドを組織して自らの音楽を追求している。