グリッチ、ブレイクビーツ、エレクトロニカ、ネオ・クラシカル、多様な目線で拝聴できるausが、2024年に群馬・伊香保温泉に1ヶ月滞在し制作。本作は、現地で公開され話題を呼んだ八湯回遊型インスタレーション〈いかほサラウンディング〉での音源を英マンチェスターのアンビエント名手Craig Tattersallがミックスした(再)発酵作品。温泉街全体を音空間に浸し、源泉の湧動音、木造建築の反響、散らばる風鈴の音など、フィールドレコーディングの時間軸に繊細なサウンドデザインと湯けむりと倍音がシンクロする傑作。儚くアトモスフェリックな音響が立ち上る音浴。ええやんええやん。

黒田“ハイプ”朋規(タワーレコード梅田NU茶屋町店)
intoxicate 2026 February


 

伊香保温泉の回遊型インスタレーション用にausが制作した楽曲を、アンビエント作家のハンブル・ビーが再構築。現地で採取した自然音に繊細な電子音を重ね、沸き立つ源泉の流れ、立ち込める湯気、静寂に木霊する湯の音を喚起する。揺らぐレイヤーとしなやかなビートにトリップする“the mulberry and the stone”など、ゆるゆると身体がほどけていく美しき桃源郷がここに……!