英語詞版と日本語詞版の2枚組という特殊な形態で発表されるファースト・アルバムは、圧倒的なスケールのスペクタクル大作。クリス・マーティンボノにも通じる、過剰なまでにエモーショナルなヴォーカルと、2本のギターとシンセが作り上げる分厚い音の壁がぶつかり合い、愛や未来を堂々と歌い上げる楽曲は、どれもハリウッド映画のエンディングばり。イツエ瑞葵がゲスト参加した“waltz”が、一服の清涼剤と言える。