40周年企画の第2弾は、本人選曲で〈R&Bの申し子〉と冠されたセレクション。ジョデシィやRFTWの曲名を歌い込むR&B讃歌“R n’B Healing”で始まったかと思えば、そこに挙がるウィスパーズ“In The Mood”(曲中にマーヴィン・ゲイが出てくる)のカヴァーがあり、ボサノヴァの“シルクの愛が欲しくって”があれば、アイズレーの〈シルクの似合う夜〉もボッサ仕立てで披露したり、説明するのも野暮なツボが随所にあってニヤリとさせられる。デュプリやシェイクスピア風味の最新シングル“1, 2, Play”が自然に並ぶ全体の質感も心地良い。フォーマルな洗練味で主役のR&B観に触れられる佳曲揃いの2枚組だ。