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ユイ・ガ・ドクソン

それぞれの思い入れ

――それに対してDisc-2の〈MEMBER BEST〉はメンバーの皆さんがそれぞれ1曲ずつを選んだ11曲です。〈サヨナラ またいつかどこかであいましょう〉と歌う“Letter”はミキさんの選曲ですね。

ミキ「どの曲にするか締め切り直前まで悩みました。でも、私がギャンパレになれたのは、やっぱりカミヤサキがいたおかげだし、プラニメがあったおかげなので、プラニメ時代からやっていた楽曲を入れたかったし、私がそこを担うべきじゃないかと思って。で、“Letter”はサキちゃんが旧BiSの終わるタイミングで作詞していたもので、プラニメの最初のリリースは“Plastic 2 Mercy”だけど、ホントの根底の最初の曲って“Letter”なんじゃないかなって私は思っていたので。もちろん個人的に好きなのもあるんですけど、最後のアルバムにはギャンパレとしての第1歩目の楽曲を絶対に入れたいと思って選びました」

――続くユアさんの選曲は、2016年のシングル曲“WE ARE the IDOL”で。

ユア「GANG PARADEに名前を変えて最初にリリースした曲だから、っていう理由です。ギャンパレ名義で初めての曲だったから選びました」

――一時はパンストを被るコント曲みたいな位置付けになってましたけど、改めて聴くと曲自体の良さが感じられます。

ココ「やばい、おもしろ曲にしてた」

月ノ「とんでもねえな(笑)」

――そして、マイカさんはご自分が加入したアルバム曲の“don't forget me not”ですね。

マイカ「はい。これは加入して初めて振付けを担当させてもらった曲で、自分の作詞曲とかにするか悩んだんですけど、私の原点なので。ユアちゃんの歌詞も大好きだし、ギャンパレ全体で見てもトップに入る大好きな曲なので選びました」

月ノウサギ

――ココさんが選んだのは、2023年の“SUPER PARTY PEOPLE”です。

ココ「“WINTER SONG”と迷ったんですけど、アルバム全体を引きで見た時に、エモい曲がたくさん入ってるなかで、ちょっとおもしろい、あと自分らしい曲を選びたいなと思って入れました。けっこういろんな場所で使っていただいた曲でもあるし、振付けもおもしろくて、SNSでベビが踊ってるのがバズったり、いろんな方に知ってもらえるきっかけにもなったのかなと思うし、自分が作詞してたり、MVも大好きっていうのもあって、いろんな理由でこの曲にしました」

――ドクソンさんの選んだ“Alarm”は、加入前のPOP時代からあった曲ですね。

ドク「私は“Beyond the Mountain”にしようと思ってたらDisc-1に入ったので、“Alarm”にしました。“Alarm”は曲も好きですし、ダンスで円になって回りながら掴む振りも好きだし、聴くとめっちゃ元気が出る曲です」

――7人体制になった当初はわりとやられていた印象でした。

ココ「けっこうやってましたね。それが、今回はツアーのセトリにまで入ってきて」

ドク「そう、久しぶりにできて嬉しい」

――月ノさんの選んだ“GANG 2”は、ご自身が加入した2018年のシングルですね。

月ノ「“GANG 2”は最初から心に決めてました。やっぱり自分にとってデビュー曲は凄く思い入れがあるので、ベスト盤にいてほしいなって。最初にいただいた時は曲の意味や深みを全然理解しきれてなかったけど、ギャンパレとして長くやってきて、この曲の良さを改めて感じていたので、いまの11人で録り直したいなという気持ちもあって選びました」

キラ・メイ

――メイさんは2022年のカップリング曲“少し大人になって”です。

メイ「この曲はGANG PARADEになって初めて作詞した曲で、一緒に加入したノンとベビとの共同作詞っていうのもあって思い入れが強いので、選ばせてもらいました。その時は、地元にいる友達のことを思って〈それぞれの道で、それぞれ好きなことをして、その先でまた笑い合えたらいいよね〉っていうつもりで作詞したんですけど、いまになって自分たちの状況に重なってくる部分があるなと思って。この先メンバーも遊び人もそれぞれの道を進んでいくなかで、この曲がみんなにずっと聴き続けてもらえたらいいなって思ったので、CDに残したいなと思って選びました」

――こういうテンポの曲が入ると、アルバム感が出ますね。そして、キャ・ノンさんも自作詞の“Träumerei”です。

ノン「この曲はTVドラマの主題歌になって、そのドラマが東南アジアのほうで凄いバズったおかげで凄くたくさんの方に聴いていただけて、サブスクでもいちばん聴かれてる曲になったので、それが嬉しかったのと、あと、振付けもマイカとかと〈みんなでできる振付けにしたい〉って相談して遊び人と一緒に踊れるものにしたので、この曲を聴くとステージから見た景色が凄く浮かぶし、遊び人にもそのライヴの景色を思い出してほしいなと思って選びました」

――ベビさんは加入前の“pretty pretty good”を選ばれましたね。

チャンベイビー「私は“イミナイウタ”にするか、どっちも好きだったからめっちゃ悩んだんです。“イミナイウタ”は中野サンプラザで観て衝撃的だったので」

ココ「サキちゃんの脱退ライヴでね」

ベビ「そう。でも、“pretty pretty good”は好きな理由が3つあったから選びました。1つ目は普通に好きだからっていう理由で」

ココ「好きな理由が好きだから(笑)」

ベビ「普通に曲として、自分がメンバーじゃなくても好きだったと思う曲っていう。2つ目が、ライヴでやってて自分も遊び人もアガる曲だから。で、3つ目はオーディション合宿でノンとヒューガー(元BiS)と3人でやった思い出の曲だから。理由が多いから“pretty pretty good”にしました」

ココ「ええやん」

チャンベイビー

――ナルハさんも自分が加入前のシングル、“BREAKING THE ROAD”です。

ナルハ「WACKに入る前からずっと好きだった曲で、ギャンパレに入ってからもずっといちばん好きって言い続けてきた曲なので。あと、ライヴでお客さんと目が合う瞬間が多かったりするのも凄い好きだし、ライヴで歌っててやっぱり良い曲だなっていちばん思える曲なので、選びました。野音でのお披露目でも印象的だったって言ってもらえることが多いので」

ココ「パンスト脱ぐとこだっけ?」

ナルハ「はい、脱いで〈GANG PARADEになったぞ〜〉って言ってから披露して。思い入れがたくさんある曲です」

――そしてナスさんは去年のアルバムから“イマヲカケル”を選ばれました。

ナス「私もいくつか候補があって、“お願い”も自分のターニングポイントになった曲だし、加入曲の“シグナル”もあるし、悩みました。私はギャンパレに入った歴がいちばん短いんですけど、長い歴史のなかで、私が入ってからのこの4年ぐらいの間だけでもめっちゃ良い曲が増えたなって思っていて、古き良き曲はきっとみんなが選んでくれると思ったので、せっかくなら自分が入ってからの曲から選びたいなと思って。特に『GANG RISE』をリリースした時に凄く自信が持てた感じがあったし、去年〈GANG RISE TOUR〉を回った時にライヴでグッとくる瞬間をいちばん実感したのが“イマヲカケル”だったので。歌詞がエモーショナルでめっちゃ好きなんですけど、サウンドはカッコ良くて盛り上がる感じで、ラスサビになると、遊び人がみんなピョンピョン跳ね出して(笑)。エモさのなかで、みんなと一緒になれる感じも凄く好きなので、“イマヲカケル”を選びました」

――この選曲はファインプレーじゃないですか。走馬灯感があって。

ナス「え~、ホントですか、嬉しい(笑)。遊び人にもけっこう言われます。“イマヲカケル”好きな人けっこう多くて、よかったなと自分で思ってます」

――この曲で終わるのが凄くいいし、この〈MEMBER BEST〉だけでもカチッとまとまった一枚だなと思います。

ココ「確かに。このままライヴやってもいいぐらい」