パンクやグランジへと突き進むのかと思えば、80年代ニューロマンティックやカレッジ・ロックなムードを漂わせた鮮やかな3作目。父親がファンだというキュアーの影響大で、その名も“the cure”というナンバーをはじめ、彼らにちなんだ歌詞があちこちに鏤められている。さらにはロバート・スミス本人との共演“what’s wrong with me”まで実現。瑞々しいギターやシンセ・サウンドに乗せて、快活に歌い上げられる前半が特に素晴らしい。恋に浮かれては傷つく乙女心を見事に描写。チャペル・ローンらを手掛けるプロデューサーのダン・ニグロとのケミストリーも引き続き鉄壁だ。