デビュー20周年を突破したニーヨの次なる一手はカントリー!?と驚いてはみたものの、彼が近代的なR&B感覚よりもオーセンティックなトップライナーとしての歌心を愛されてきたシンガー/ソングライターだということを踏まえれば納得というか、現代のシーンにおいて自身の特性の映えるフィールドを適切に選んだ結果なのだろう。実際にはカントリーまんまではなく、そこからの影響を己の持ち味に引き寄せた印象で、軽快な“Hate Me Now”からアヴィーチー風に起床させる“Dance Right Now”まで全体の感触はいつも以上にポップ。親しみやすい書き味や歌い口が変わらず楽しめる好盤だ。
ニーヨ(Ne-Yo)『Highway 79』デビュー20周年を経た次なる一手はカントリー!? 親しみやすい歌い口を楽しめる好盤