世界各国のチャートでNo.1ヒットに輝いた先行シングル“vampire”の拡がりを受けて、2年ぶりのセカンド・アルバムがいよいよリリース。全体的にはオルタナ・ロックへの憧憬を増しながら、ちょうどいい感じのバランス上でバラードやポップ・パンクまでを引き算のアレンジで行き交う基本線は貫かれている。今回も引き続きすべてのプロデュースはダン・ニグロが手掛け、曲作りも主役と二人三脚で担当。“get him back!”にはアレクサンダー23も関与。乾いたギター・サウンドと可憐なヴォーカルのコンビネーションはどことなくかつてのリズ・フェアを思わせたりするところも。